東京女子プロレス24年5月6日後楽園ホール大会にてプリンセスオブプリンセス王座が王者渡辺未詩選手vs挑戦者中島翔子選手で行われましたね。試合は王者が終盤まで中島選手の素早い攻撃に翻弄され持ち味のパワーは影を潜め首を執拗に攻められ続け無人在来線固めでロープに逃れるのがやっと。場外でトペコンヒーロを食らいリングに戻りかけたところでエプロンでセントーンを浴びるなどなすすべなしだったが一瞬のスキを突いてパワースラムで逆転。最後は勢いよく突っ込んできた中島を強烈な張り手で止めティアドロップで沈め防衛に成功しましたね。織田信長と並んで人生で一番尊敬している先輩の背中を見てプロレスを学んできた3月31日の両国大会で山下実優選手を破って初戴冠。苦労して手にしたベルトだっただけに最初に王者としての強さ成長を見せたい中島選手との対決を素直に喜んだ。中島さんとベルトをかけて戦うことができてうれしかったし勝ってうれしかったし王者として成長できたと話した渡辺選手は4月27日の前哨戦に敗れた際にはチャンピオンとしての考えが甘かったと反省。レジェンドメンバーの中島選手や山下選手らがベルトを失った東京女子は新時代を迎えている。渡辺選手自身はその言葉をあまり使わないがこの日はリング上で私にとって新時代はここにいる全員選手1人1人が新時代だと思っているとあえて口にした。自分が引っ張っていくという決意の表れ。ここから全員と戦ってベルトを大きくしていきたいと東京女子の中心として、団体を背負っていく覚悟を持った渡辺選手がベルトを自分の色に染めるため新たな防衛ロードを突き進むがどんなベルトにしていくのかに注目したいと思いますね