新日本プロレス24年4月27日広島大会にてKOPW争奪戦が王者グレート-O-カーン選手vs挑戦者上村優也選手で地方再生マッチ~広島編~(無制限3ラウンド制で2ラウンド先取した方が勝者。1ラウンド目はマツダ車で使用しているタイヤをリング上で4つ積み上げた方が勝利2ラウンド目は広島レモンの早食い対決3ラウンド目は相手をテーブルにクラッシュさせた方が勝利するノーDQテーブルクラッシュマッチ)で行われましたね。試合は1ラウンド目は事実上タイヤを公認凶器とした技の掛け合いとなったためプロレスIQが著しく低いオーカーン選手に勝ち目などない。案の定上村選手が先に4つを積み上げてラウンドを奪われる。 しかし第2ラウンド広島レモンの早食いとなればオーカーン選手の土俵。各会場で毎回余った弁当を大量に持ち帰るなど食べ物に対する異様な卑しさは有名。レモンがリングに運ばれてくるとその顔には慌てるな心と胃袋がつんのめってるぞ俺!と書いてあった。強い酸味に悶絶する上村選手を横目にうおォン俺はまるで人間火力発電所だとばかりに一気食いしてこのラウンドをものにしたが迎えた最終ラウンドではタイヤを積んだりレモンを食っていたのは一体何だったのか我々は一体何を見させられていたのだろうかとハッとさせられる濃密なプロレスの攻防が展開される。会場もほーいいじゃないか。こういうのでいいんだよこういうのでといった空気になったがこうなったらこうなったでやはりオーカーン選手に勝ち目はない。最後はコーナーに立てかけられたテーブルにカンヌキスープレックスで叩きつけられて万事休す。スピード&テクニック&ルックス&将来性&高潔さすべてにおいて完敗でしたね。バックステージでオーカーン選手は上村…今日だけは貴様の方が強かった。じゃが貴様の力じゃ思想なんかじゃ新時代はひらけないと負け惜しみを述べる光景ももはや見飽きた感があるがさらにオーカーン選手はこんなんでもKOPWがIWGPを超えられる可能性があるってプライド持ってやってるんだよ。もがいてる姿がおかしければ笑えよ。笑うってことは楽しんだってことだろと笑わせていることと笑われていることの区別もつかない様子。結局のところ再生するべきは地方ではなくオーカーン自身だったということが満天下に示された広島決戦となってしまったようでしたが果たしてオーカーン選手はここからまた王座戦に這い上がることが出来るのかに注目したいと思いますね