今回の症状は印字ヘッドの摩耗による印字機能喪失、加えて紙送りローラーのゴム劣化による用紙送り精度不具合が確認されました。
修理前の印字状態

もうほとんど印字は確認できません。ごく僅かに点状のものが確認できる程度です。
問題箇所

赤丸部分が用紙送りローラーゴム。わかりづらいですが劣化による変形が起きています。
青丸部分がヘッドになります。
ユニット交換

今回は複合型の不良ということで弊社ストックよりユニットをそっくり交換いたします。
手前が故障ユニット奥が換装したユニットです。
印字テスト

印字もはっきり用紙送りも問題なく実行されました。
最終点検

フロッピーディスクのチェック等いつも通り全般をチェックし修理完了となります。
今回ご依頼のあった30LX-651はOASYSシリーズ中期の名機です。この品番代から複数のフォントがROMに搭載され頻繁にフロッピーディスクを交換しなくてもよくなりました。
またこのシリーズの特筆すべき点は三省堂監修の用字用語事典が搭載されていたことです。
送り仮名のつけ方が正しいか?
漢字は間違えてないか?
迷った時にワンタッチで辞書が参照出来る素晴らしい機能が採用されました。
文章入力支援としてはワードや一太郎より大先輩になります。
富士通一流の技術が投入されていますね。
素晴らしいワープロの1台です。
N様 修理ご依頼ありがとうございました。
これからも、更に素晴らしい富士通 ワープロ ライフをお愉しみくださいませ。