長期間ハードに使用されますと不具合が発生する箇所のひとつとしてキーボードの不良があります。
押しても反応しない、押しても無いキーが表示されるなど一番大事な入力作業ができなくなります。
原因としてジュースなどのこぼし、電極の摩耗などがあげられます。
かなり頑丈に設計はされていますが、やはり水分と度重なる使用には耐えられない場合があります。
今回は実行キー周辺が反応しないとご依頼がありましたので早速着手です。
問題のキー周辺アップです

以前に炭酸飲料をこぼしたことがあるとのこと
問題箇所です

ペンでさした箇所が電蝕で真っ黒になっています。これでは通電いたしません
綺麗な電極版

電蝕をおこした電極板はシート状なので磨くと接触面がすり減って使用できなくなります。
今回はキヤノンJ1シリーズ用のストックから電極板を交換いたしました。
キーボード構成

多くの機種はこのように上からキー、電極板、アースを兼ねた底板の3つで構成されています。
この後は組み立て、本体に装着、入力確認を実施して修理終了です。
大切にお使いのワープロでも摩耗と水分には勝てません。しかし交換部品が存在する限り修理は可能です。まだまだワープロ愛好者は全国に多数いらっしゃいます。ワープロ達が故障で傷ついた時、少しでも皆様のお役に立てればと私達は思っております。
S様 修理ご依頼ありがとうございました。
これからも、更に素晴らしいキヤノン ワープロ ライフをお愉しみくださいませ。