何も残らない | 日曜ブログ。

何も残らない

映画GOEMONを観た。世の中不思議なもので映画と描画の食い違いを無意識は拒否してしまう。良いアニメ映画は世界意識を生成するのにもかかわらず。もともと映画というものに求める意識を追求していかなくてはならない。単に動画と動画の高度な合成など普通の観客には響かない気付くこともない。同じ題材が目立った同時期公開のグラン・トリノの復讐連鎖の方が余程臨場感がある。やはり情動を支配するのは臨場感なのか、アニメ映像にしろ、アート映像にしろ、いったいどこに臨場感を見出すのだろうか。少なくともこの映画では何も残らなかったことは確かであり、ストーリーや脚本原作にやはり意識まで含まれているのか。メロディにもリズムにもないハーモニーが解決の糸口のような気がする。