てにをは

 

 

 

この意味、ちゃんと言えますか?

 

 

 

簡単に言えば、

「は」「が」「に」「も」「へ」「を」

などの助詞たちの総称です。

 

 

これがあることで

言葉と言葉がつながり、関係性を示すことができ

文章として意味をなすものになります。

 

 

ところが…。

 

 

この助詞たち、使い方を間違えると

意味が微妙に変わってしまいます。

 

 

 

1)私は彼のこと好きだ。

 

2)私は彼のこと好きだ。

 

 

上の文章、一字しか違わないのに

意味が全く異なるのが分かると思います。

 

1)は彼という特定の人物を好きだという気持ちが強く感じられますが

2)は他の人物も加わりますよね。

 

 

 

次はどうでしょう?

 

 

3)彼教室に現れた。

 

4)彼教室に現れた。

 

 

これも一字違いですが、ニュアンスが変わります。

 

3)は自分をはじめ教室に誰かいる状況で

彼が他の場所から現れた登場感があります。

周囲の人間の息遣いも聞こえてきそうです。

 

ところが4)だと教室に彼が現れたとき、

その場所に人物の存在は感じません。

そこに誰かがいてもいなくても話が通ります。

 

 

 

 

会話の中でも、たった一字違うせいで

誤解を招く事態になることもあります。

 

 

A「コーヒーと紅茶、どちらを飲まれますか?」

B「コーヒーいいです」

C「コーヒーいいです」

 

 

Bさんの発言では、素直に好きなほうを選んでいる感じがします。

Aさんに対する感謝の気持ちすら感じられたりもしますね。

 

ですが、Cさんの場合は、

選択肢の中から選んでいる感が強くでます。

ひどくなると、仕方なしに選んでいると受け取られるかもしれません。

 

 

このように、

たった一字だけど、間違えてしまうと

意図した意味に受け取ってもらえないことも

起こり得るんですね。

 

 

 

 

 

では質問です。

 

 

 

あなたは、私好きですか?

 

それとも

 

好きですか?

 

 

 

 

…どっちでもないか(^^;;

 

 

 

 

word-createメルマガ(毎週月曜配信)お申し込み↓

https://48auto.biz/word-create/touroku/entryform3.htm

 

 

「説得力の高い文章術を磨く7日間無料メールセミナー」お申し込み↓

https://48auto.biz/word-create/touroku/sp/entryform2.htm