この「椿姫」は見るのを忘れないようにマイリストに入れておいたものです。
先日見ようかと開いたら、2021年の舞台でした。
この作品はマチェラータ・オペラ・フェスティバルで上演されていて、評価は非常に高いものでした。
こういうのが見放題とは本当にありがたい
2021年といえば、コロナはまだ終焉はしていないものの、そろそろ行動しようじゃないかというあたりでしょうか。
場所はドイツです。
上演前の客席の人たちはみなマスク姿で、これはまだまだ当然だよね。
指揮者もマスク...これも納得。
でもこれオペラだよね、歌う人たちはどうなんだろう。
メインの人たちは、無論マスク無しで歌っていました。
周りの大勢の人たちはというと、仮面をかぶっている人たちと、マスクをしている人たちがいました。
仮面は演出でしょうが、コロナを意識してのことかなとも思います。
マスクをしている人たちはそのままの状態で歌っています。
ああ、みんなマスクか...と。
コロナはまだ終わったとは言えないし、苦肉の策、精いっぱいの演出...みな分かります。
舞台装置もすごいし、仮面も効果的です。
でも......少し気持ちが挫けてしまって。
乾杯の歌まで聞いて、そっと画面を閉じました。
これは私の(あくまで私の)コロナ後遺症(気持ちの上での)でしょうね。
もう少し経ってから、また見たら「ああ、なんてすばらしい」って思えるかもしれません。
その頃また見ます。(U-NEXTの見放題の有難さ←2度目)