そんなわけで(←どんな訳もないぞ)、「白鳥の湖」を何回も見ています。

マシュー・ボーンの方を特に。

もう、スワンが出てくる時にときめきます。

その後踊る時も、目が釘付け状態で...。

宮廷内に場面が変わって、悪い方(オディールに相当する)がすばらしい。

「悪」というものは魅力があります(虚構を前提として)。ドキドキします。

悪ければ悪いほどと言ってもいい(虚構前提で←2回言った)。

アダム・クーパーじゃなかったらどうかな。分かりません。

こんなにうっとりはしないかも。

 

ダンサーが男が多いと迫力が出ます。力強い...ぐいぐい来る感じ。

古典的な方は女性の白鳥が大勢で踊って、とても優雅です。美しい。

比べるのは愚かですね。

マシュー・ボーンの方と古典的(キーロフです)の方交互に見たりしています。

なので役柄がどれにあたるのかと考えたりして...。

ボーンの方では、あのシャーディス教官(進撃の巨人を見た人しか分からない)みたいな長官が悪魔に相当する訳ですね。

王子様はこの教官悪魔をやっつけてないけど。やられっぱなしだけど。

 

それにしてもこの王子様、ハムレット並みのマザコンだな。

子供の時から抑圧され、母親に依存し、自分というものが確立できていない...。

死のうとした時にスワンと会って、希望と愛を得たと思ったら、直後に黒いスワンに惑わされ、混乱し破滅に向かってしまう。

でもこの王子様にさほど同情できないのは......あんまり可愛くないから(ゴメン)。役柄もダンサー(踊りは素晴らしいですよ本当に)も。舞台と客席の距離があると違うかもしれない。映像なのでアップで見てしまうし。

そして、黒いスワンがあまりにも魅力があるから。(アップも歓迎...ごめんね王子様)

 

馬鹿なこと書いてすみません。

でもこの「白鳥の湖」ずーっとマイリスト(U-NEXTの)に入れっぱなしになりそうです。