(KL #68)
ライター:이을진(イーウルジン・ウリアカデミー韓国語講師)
皆さん、お元気ですか。잘 지냈어요?
ウリアカデミーです。
今日は、韓国の昔話を紹介したいと思います!
これも韓国でとても有名な昔話として、
主人公である「홍길동:ホン・キルドン」の名前を知らない人は
韓国人ではないほど、有名な話だと思います。
はい!今日の韓国の昔話は、「홍길동전:洪吉童伝」になります!
<毎日、韓国語の日記を書く練習をするなら、ウリアカデミーで!>
主人公である「홍길동」は、
ある両班(日本の士族)の家の息子として生まれました。
ただ「홍길동」は、正室からの息子ではなく、
側室の母親から生まれた人になります。
この物語の背景になる朝鮮時代には、
正室からではなく、側室から生まれた人に対する差別制度が
行われていました。
側室から生まれた人の場合、
例えば、科挙試験に志願する資格がなかったり、
家の法事に参加できなかったりしたのです。
こういう成長背景を持っている「홍길동」は、
家の中で、差別を受けながら成長します。
それに、「홍길동」は才能をわかった人々が、彼を嫉妬し、
結局「홍길동」は、出家することになります。
色んなところを旅する「홍길동」は、
朝鮮時代に疎外されている人たちを見て、
時々は悪い官吏から、物を奪って、人たちに分けてあげたりもします。
「홍길동」が次々と問題を起こしていることで、
当時の官吏たちは、彼の父と兄を逮捕し、
「홍길동」を脅迫することになります。
これについて、「홍길동」はどう対処して行くのでしょうか。
気になる方は、下記のリンクにて、内容を確認してくださいね!
「홍길동전:洪吉童伝」という小説は、朝鮮時代の中期に書かれてものだと知られており、
当時の人たちが、感じていた社会に対する問題意識を理解するに役立ちます。
また、小説での「홍길동」は創作されてものですが、
それのモーティブになる人物が存在していたようで、彼の家を観光地として、
保存しているようなので、いつか韓国に行った時に、
是非行ってみてくださいね!
今日は、「홍길동전」の場面を使って、韓国語の勉強しましょう。
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