(KCKF #68)
【特集:日本人だからこそ間違える韓国語36:복합모음의 발음・複合母音の発音】
ライター:이을진(イーウルジン・ウリアカデミー韓国語講師)
皆さん、お元気ですか。잘 지냈어요?
ウリアカデミーです。
今日は、日本人の学習者の皆さんが間違いやすい韓国語のところを一つ紹介したいと思います。
韓国語の勉強を始めますと、やっぱりハングルからの勉強になりますよね。
ハングルは、韓国語の文字になりますので、
韓国語の会話がしたい人ですと、必ず覚える必要のある基礎のパートになります。
ご存知のように、ハングルの一つの文字は、
子音と母音に分けられます。
ここで、今日は母音の話をしたいのですが、
ちなみに母音は、日本語で「アイウエオ:aiueo」のような役割を果たしているものになります。
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韓国語では、基本母音として、「ㅏㅑㅓㅕㅗㅛㅜㅠㅡㅣ」があり、
それに、複合母音というものがあって、日本語より数が多いので、
初級者にとって、韓国語を難しく思う原因の一つになっています。
それでは、複合母音というものは何か。
基本母音の二つが組み合わさって、一つの母音の音になるものを意味します。
例えば、「ㅗ:オ」と「ㅏ:ア」が、一つの母音になって、「ㅘ:オ+ア:ワ」になるわけです。
こういった複合母音を読む方法としては、
まず、左側を読んで、それからスピーディーに右側の母音を読んで、
一つの母音のように細かすのがポイントになります。
(ただ、「ㅙ / ㅚ / ㅞ」は、三つとも「ウェ」に読まれます)
例えば、「위」の場合は、「ㅜ:ウ」を読んで、スピーディーに「ㅣ:イ」を読みます。
どうでしょうか。慣れていけば難しいところはないかと思いますが、
やっぱり、二つ以上の母音を見ると、負担になる方もいますよね。
それで、最後にこれを話したいのですが、
複合母音というのは、左側の母音の発音をして、
すぐ右側の母音を発音するメカニズムなので、
会話時に音として聞こえるのは、右側の母音になります。
つまり、複合母音は最悪の場合、右側の母音だけ読んでも通じるわけです。
例えば、「과자:お菓子」があるとしましょう。
「과」は、「고+아」のように発音しなければならないのですが、
右側だけを発音して、「가자」にしても相手が理解する確率が高いということです。
どうでしたか?
複合母音は、たくさんの方々が難しいと仰っているものでありますので、
これから、たくさん読む練習をしながら慣れていったらどうかと思います。
今日は、「복합모음:複合母音」が使われた文章で、韓国語の勉強をしたいと思います。
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