(KCKF #43)
皆さん、お元気ですか。잘 지냈어요?
ウリアカデミーです。
今日は、
韓国の映画を紹介したいと思います。
その中でも
「82년생 김지영:82年生まれ、キム・ジョン」という映画について、
話していきたいと思います。
<毎日、韓国語の日記を書く練習をするなら、ウリアカデミーで!>
「82년생 김지영」は、2019年10月に上映した韓国の映画として、
映画のタイトルの通りに、1982年に生まれた韓国人のある女性、
「김지영 キム・ジヨン」の話を通じて、
女性として経験する悩みや差別などについて、
考察している映画になります。
映画の主人公である「김지영」は、
1980年代に生まれた韓国人の女性を代表しています。
「김지영」という名前は、
ちょうどその時期に生まれた女性にとっては、
どこにもあるような名前なので、
さらにその代表性を増しています。
映画での「김지영」は
誰かの娘であり、誰かの妻であり、誰かの母である
一般の女性として、描かれています。
特に、何か衝撃的な事件を経験したりしたこともないのに、
彼女は、ある日から、おかしい言動を見せ始めます。
これが、映画のメッセージだと私は思いますが、
現在の韓国社会を生きている女性という存在は、
何か目立つような差別があって、苦しんでいるのではなく、
周りの人に、気付かれない状態で、
色んな状況から、継続的にストレスを受けているものであるという
メッセージが伝えたかったのではないかと思います。
映画の「김지영」は、上映の前から、
韓国では、フェミニズム系の映画だとして、
多くの男性から、非難を受けることもありました。
そのため、韓国のカップル、または、夫婦の間で、
女性がこの映画を見ようと言ったら、
男性があまり宜しくない顔をしたりすることも
あったようです。
元々、映画の「82년생 김지영」は、
韓国の小説作家さんである「조남주 チョ・ナムジュ」の小説、
「82년생 김지영(小説)」を映画化したものになります。
日本語版もありますので、ご興味ある方々は、
いつか読んでみたらどうかと思います。
みなさん、どうでしたか?
女性の視点から描かれた映画、「82년생 김지영」!
きっと、共感できる内容がたくさんあると思いますので、
ぜひ観てみてください!
今日の韓国語の勉強は、「82년생 김지영」の台詞を使ってみようと思います。
韓国語学校ウリアカデミー:https://www.woori-academy.com/