(KL #41)
【特集:日本人だからこそ間違える韓国語⑭:〜くなる・〜になる・〜아/어/해지다】
皆さん、お元気ですか。잘 지냈어요?
ウリアカデミーです。
今日も、【日本人だからこそ間違える韓国語】の表現を一つ紹介したいと思います!
今日のテーマは、「〜くなる・〜になる:〜아/어/해지다」についてです。
日本語の「〜くなる・〜になる」は、
形容詞の状態変化の時に使われる表現であります。
元々、形容詞は、物事の状態を表す言葉として、
定義付けられると思いますが、
こういった形容詞の、状態が変化する場合、
使われる表現になります。
状態に変化という概念ができることによって、
時間の概念も発生するので、「〜くなる・〜になる」
の表現に変わってからは、動詞の扱いになります。
上記の説明が難しい方々は、
これから、例を挙げて、説明しますので、
下記をお読み頂ければ、理解に役立つと思います。
「綺麗だ」は、形容詞なので、「綺麗な状態」を表す言葉になります。
これに、「〜になる」をつけて、
「綺麗になる」になりますと、その意味が状態に留まるわけではなく、
「元々、綺麗ではなかった何かのものが、時間が経つにつれ、綺麗な状態になる」の意味になります。
つまり、「綺麗になる」は、動詞として、時間の概念ができたのです。
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それでは、韓国語の「状態の変化」は、どうなるのか。
韓国語の場合は、
「〜아/어/해지다」の表現を使って、活用しています。
例えば、「綺麗だ:예쁘다」ですが、
「綺麗になる」になる場合は、「예뻐요」の「요」を取って、
「예뻐 + 지다」を使います。
「綺麗になりましたね」→「예뻐졌네요」になるわけです。
つまり、日本語の「〜くなる・〜になる」の表現が
頭の中に思い浮かぶ場合は、
「〜아/어/해지다」を使えばいいということになります。
もう一つ、例を挙げましょう。
「춥다:寒い」を「寒くなる」にする場合は、どうなるでしょうか。
「〜くなる」の表現なので、「〜아/어/해지다」を使って活用します。
「춥다」の해요体 →「추워요」で
「요」を取ると、「추워」になりますので、
「추워지다」になるわけです。
「冬の韓国は、ものすごく寒くなりますよ」
→「겨울의 한국은 엄청 추워져요:지다の해요体は추워져요」
の文章を使います!
それから、一点だけ、気をつけましょう。
日本語では、形容詞ですが、
韓国語では、動詞になる場合があります。
その時は、「〜아/어/해지다」を使うのではなく、
「〜게 되다:語幹接続」を使いますが、
代表的なものが、「좋아하다」です。
日本語の「好きだ」は、形容詞なので、
「好きになりました。」の言い方は、違和感がないですが、
韓国語で、「좋아하다」は、動詞になりますので、
「〜아/어/해지다」を使った「좋아해졌어요」は、
文法的に間違えている表現になります。
代わりに、「〜게 되다」を使った「좋아하게 됐어요」になります。
「私は、BTSのことが好きになりました。」は、
「저는 방탄소년단을 좋아하게 됐어요」になるわけですね。
どうでしたか?
今日は、韓国語の「〜くなる・〜になる:〜아/어/해지다」の表現について、
勉強しました。
下記にて、【〜くなる・〜になる:〜아/어/해지다】を使った会話文を紹介しますので、見てみてください!
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