こんちにはやしの木



①からのつづきです

前回の話はこちら





新しく開園予定の認可外保育園の説明会。


説明会に行ってみると、会場はぎゅうぎゅうで座ってくださいと言われるものの、座れるか否か微妙なくらい人がいました。驚き



「こんなに保育園に預けたいと思っている保護者がいるんだ…これじゃきっと入れないな。。」



と心の中で思いました。

それだけ人がいたのです。



時間になり、1人の女性が話し始めました。



「この中で『仕事を絶対に辞めたくない。』『どうしても保育園に自分の子をこの園にを預けたい』と思う人は、今から配る紙に思いの丈を書いてください。

そしてその意思を示す気持ちとして、この園に寄付してもいいと思う額を別の紙にある振込先に1週間以内に振り込んでください」




衝撃を受けました。



「え…ココの保育園は大丈夫か?寄付金の額で決めるのか?なんか怪しい園なのか?」と内心真顔



その方は、新しい認可外保育園や近隣で既に認証や認可外を2園開設して運営されている方でした。



自身も保育士資格を持ち、普段は保育士としても働いている。

自分が子どもを預けたいと思った時に入れられる保育園がなかったから、自分で作ったと。


園を作るのにどんな制約や条件があって、その制約をクリアする土地をいつも探している。

条件に合う土地が見つかったら、園を作って人を雇って保育園を開設してると。



最初に怪しいと思ったことを心の中で詫びました。

自身の経験から園を立ち上げ、保育園に子どもを預けられなくて困っている保護者たちを助けようとしてくれている。

その行動力が尋常じゃ無い。

キレイゴトでは保育園運営はできないし、お金が必要なのも確か。それにお金で子の安全が保たれるなら、必要経費ではないか。




そして当時育休中だったワタシは、今の仕事を辞めなければいけなくなったらどうかを自問自答しました。

めんどくさいことも多いし、嫌なお客さんはいるし、変な同僚もいるけど仕事自体は嫌いじゃないこと。グローバルに活躍したくてその夢を着実に叶えてきたことなどなど。

今までの記憶がぶあーーっと蘇ってきました。




ああ、これを失うのはイヤだな。

子どもはやがては大きくなる。その間サポートが必要なことは確かだけど、ワタシがワタシであるために仕事は必要だよな。


そんな思いをA4の紙裏表にブババババババっと書き上げました。



書いた紙を提出し、平日になってすぐに15万振り込みました。

少々やりすぎか?と思いましたが、あともう少しプラスして振り込んでおけば…とか後悔するのはイヤだったし、すぐに稼いで取り戻してやるわ!と思っていたので。

まあ今なら5万くらいにしてるかもよだれ



そんなわけで、1週間後に無事入園のための手続きや意思確認の面談に呼ばれ、無事4月入園が決まりました。




その園には1年お世話になり、その後認可に転園したのですが、当時の子ども①の性格を思うとあの園に最初に入って良かったなあと心から思っています。

それくらい先生方の保育が手厚かった。




保育士の仕事は誰でもできるわけじゃない。

その日子どもが安全に健康に、そして楽しく過ごさせてくれるわけで。

子どもたちの心のケアや成長を促してくれたり、なんて大変な仕事なんだろう。



少子化を取り巻く問題って、子どもが生まれないっていう表面的な理由だけじゃない。


永田町で明後日の方向向いてる政治家や、本当にそれは子どもたちのため?と首を傾げたくなることばかりしてるこども家庭庁の方々には、じっくりと現実や背景に向き合ってほしいなと切に願います。



私たちができることは、選挙にいくこと。

期日前投票もありますよ!

成人としての責務を果たしましょうにっこり