アイアムアヒーロー最終巻 | 『もう少しまって…』俺は何度そのセリフを吐いた?

『もう少しまって…』俺は何度そのセリフを吐いた?

底辺社会人の日常生活を淡々と書いてくブログです。

ついに2017年も4月を迎え、
新たな1年がはじまりましたね…


4/1はエイプリルフールでしたが、

唯一嘘にはならなかったのがコレ
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アイアムアヒーロー最☆終☆巻

大学の頃からずっとハマって読み耽ってきたゾンビアクション大作が、

ついに幕を下ろしました…笑い泣き



最終巻を読み終わった感想としては、

一言でいうと



正直、訳がわからない!!

解釈を読者に委ねる終わり方、

はっきりいえば、
風呂敷広げ過ぎて、投げられてるとも言える。ガーン


個人的には

ひろみちゃんと英雄が一緒になってほしい…

そんな終わりを望んでましたが…


希望的観測だけで、

物事を拡大解釈してはいけない
というのを思いしらされたわ。ゲロー


フィクションの世界の中では
どんな形であれ
ハッピーエンドを望みたいっていう気持ちはあれど

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そんな望みはこの作品では叶うことはなく



最後は

終末の世界でタイトル通り


英雄がただ1人


自分の人生と戦っていく姿

だけが描かれていたね。


誰もこんなタイトル通りの
アイアムアヒーローなんて望んじゃいなかっただろうけど。



自分の中でも

この作品を否定的に捉えるか、
肯定的に捉えるか、

賛否両論の議論中ですよ。


まあただ


こういう解釈を読者に委ねる終わり方は嫌いじゃない。



良く捉えれば作品として
英雄っていう主人公の終着点を描いた

感じね。


自分の姿を英雄に投影してる人には
英雄が反面教師に映るかもしれないし、


英雄は1人で生きていく強さを身につけたと映した読者もいるでしょう、

良かった良かったと胸をなでおろす人もいれば

作者が書くのを投げたと解釈する読者もいるかもしれないけど、


作者が最後に描いたのは


1人孤独に生きていく主人公、
鈴木英雄
それだけだからね。



救いもなく孤独に生きていく主人公を見て

どう感じるかは
この作品に何を求めていたかによるのではないでしょうかね…

俺はちなみに、
さっきあげた
英雄とひろみちゃんのハッピーエンド
ZQNの謎


どっちも描かれなかったから消化不良だよゲロー



この作品の中で英雄(ヒーロー)を
あげるなら
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それは英雄とは面識もなかったこの人たちと、
コロリだったかな…


鈴木英雄をヒーローとして語る物語は、

ひろみちゃんが連れ去られ、
奮起した

20巻までだったと思う。



21巻を過ぎてからの英雄は

アイアムアヒーローという物語の中で完全に第三者になっていたわ。


とにかく後味の悪い最後だった。ゲッソリ


孤独にはなりたくないね…