朝一番に見たスマホの画面には、LINE通知のあった半ば絶縁状態の父親からのメッセージ。

 

お誕生日おめでとう、とだけ。

 

”誕生日覚えててくれたのか”、という感慨よりも

 

”うわ。LINE来たわ、最悪や” と思ってしまった私。

 

そしてそんなことを思ってしまう自分に落ち込む私。素直に喜んでおけばいいものを、なんでそういうこと思うかなって。

それでもって、せっかくの誕生日になんでこんなモヤモヤした思いをさせられねばならんのだという怒りにも変わってしまったり。

 

少なくとも父親の生存確認はできたことをよしとするしかないなと自分に言い聞かせる、そんな誕生日。