弱々しくも出勤した彼女は
昨日、代表が差し入れした参鶏湯が
はじめての食事だと言った
だから今日無理に出勤したのかもしれない
太陽が差し込み
暖房はすべて止める
お昼からはわたしの部屋は室温25℃
それなのに彼女の部屋は暖房をつけて
貼るカイロでも寒いと言った
本調子じゃないなら
今日やるべき仕事だけやって
早目に帰る選択を…
と言っても
出來なかった
ここまで来てしまうと
やはり親戚の会社で働くのは
無理があると思った
生活の面倒までみてもらっていると
充分に休めないのだ
そういう歪みは
自分だけではなく
家族にも支障をきたしている事に
果たして
彼女は気づいているのだろうか
支配と服從
韓国では力がある者が身内を助ける
しきたりのようだけれど
それが真綿で首を絞めている事に
気づいていないなら
あまりにも悲劇
それは自分で気づく事だから
わたしは言わない
わたしは言えない