疲れた様子で帰ってきた
おかえりなさーい!
ただいま…
疲れた…
今日も忙しかったですね
早めに休んではいかがですか?
うん
そうします…
と言って
早々に自宅に戻る
時間を見計らって
夕刊を取りに外に出ると
春の名残が
わたしの身を包んだ
その余韻に浸る間もなく
どこからか
わたしを呼ぶ声
◯◯さーん!
◯◯さーん!
慌ててドアを開け
いつお戻りになったんですか?
はい
夕刊が来ていました
ありがとうございます
と一面をめくり
やっぱりわたしも
料理しないとね
おもむろに話し出す
そうですね!
わたしは出来ると思うんだよね。
わたしもそう思います!
ほんとは料理してみたいんだ
妻が具合悪い時は
何か作ってあげたいし
お粥くらいは
作れたらいいですね
やる気がある社長なら
出来ますよ
そうだよねえ
わたしはふたつの会社辞めたら
アレもやりたいし
コレもやりたい
◯◯教室にも通いたいし
もしあるなら◯◯にも参加したいし
◯◯も全部やってみたい!
常々、社長は言っている
ふたつの会社は働いている人の為に
続けているんだと。
跡取りがいないから
いつ辞めてもいいんだけど
みんなの生活があるからって
そうですよねえ
でもみんなの再就職を考えるなら
一年でも早い方が
いいんじゃないですか?
今なら社長も口利き先
ありますよね。
そうなんだよねえ
ずーっと一年ごとに
アタマの中で更新して
13年にもなるの。
そうですかあ
今まで携わって
どうなのかなあ?って
いつも考えてるんですけど
本当のところは
どうなんですかね
う~ん
わたしは不動産だけで
充分だと思っているの
う~ん
わたしもそう思いますけどね
ふたつの会社の社員の事を
考えると…
会社は続くよ どこまでも
野を越え山越え 谷越えて
はるかな町まで ぼくたちの
楽しい旅の夢 つないでる~♪
会社は歌うよ いつまでも
社員のひびきを 追いかけて
リズムにあわせて ぼくたちも
楽しい旅の歌 歌おうよ~♪
野を越え山越え 谷越えて
はるかな町まで ぼくたちの
楽しい旅の夢 つないでる~♪
会社は歌うよ いつまでも
社員のひびきを 追いかけて
リズムにあわせて ぼくたちも
楽しい旅の歌 歌おうよ~♪
らんらららーん
らんらららーん
らららららんらんらんらんらーん
らんらららーん
らんらららーん
らららららんらんらんらんらん♪
いつまでも
続くと思うな、社員達
少しは社長の身になって
考えろ!
本当に考えてくれているのに
社長。
どうして伝わらないのかなあ?