こんにちは。

28歳介護男子つっちーです。

 

 

前回は僕が介護を始めるまでを投稿させて頂きました。

今回はその続きを書く中で、

介護の仕事を始めて、初めてぶち当たった壁、

そして初めて介護の仕事が楽しいと思えた瞬間の

お話をさせて頂こうとと思います。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

僕が最初に勤めた施設は社会福祉法人の中の定員18名の施設です。

以前の投稿にも書いたように、

3階建の一軒家の一階を使用し、一日の利用者数は15名程、

のんびりとしたアットホームな施設でした。

デイサービスなので、そこまで介助が必要な方はおらず、

強いて言うなら色んなタイプの認知症の方がいたという印象です。

 

 

勤務初日、当然介護について無知な僕は何をすればいいかもわからず

ただその場に立ちながら、内心めっちゃあたふたしてました。

 

「そこらへん座ってお話ししてればいいよ〜」

と管理者がお年寄りの隣に椅子を用意してくれたものの

 

「何を話せばいいかわからない…」

 

とりあえず「はじめまして。」と挨拶をし、自己紹介をするものの

お互い名乗りあって、すぐに沈黙…。

 

場所を変え、違う方の所へ挨拶しにいくも

少し会話をすると、またすぐ沈黙…。

 

この仕事に就くまで、高齢者と関わることなどなかった上に

人見知り気味の僕は、何を話せばいいのか

どう接すればいいのか、全く分からず、すごく戸惑いました。

 

販売の仕事をしていたから

仕事と割り切れば、人と会話をすることには

わりと自信があったのですが……

撃沈でした。

 

 

2日目も3日目も、そこからしばらくは

ひたすら利用者の近くについて

他愛もない話をする日が続きました。

 

 

当時の僕にはだいぶ苦痛でした。

 

 

年代が違うから何を話したらいいか分からない

話をしても盛り上がらない

自分に昔の知識がなく高齢者の話についていけない

認知症の方相手だと話が噛み合わない

話しかけても返事がない

 

 

色んな悩みがありました。

 

 

介護の仕事を始めて、人とのコミュニケーションで

躓くとは思ってもいませんでした。

下の世話とか体力的なもので嫌になるんだろうな。

そう思っていた僕は、こんな所で躓いてちゃいかん。と、

 

少しでも利用者の話がわかるように、

少しでも話題が増えるようにと、

利用者それぞれの好きなことについて、

昔の生活等について

とにかく調べ、

返事がない利用者にも、とにかくめげずに話しかけました。

 

そんな毎日を繰り返していると、

ある時自然と会話が弾んでいることに気が付きました。

無理に話さなきゃ、話さなきゃと思わなくなり

むしろ利用者と話すことが自分の楽しみになっていたのです。

また、自分と話すことで、利用者が楽しそうに笑っている姿を見て

嬉しさを感じたのです。

 

その時初めて、

「あれ、介護の仕事って、意外と楽しいかもしれない」

と思いました。

 

まだまだ介護についてなど何も知らないペーペーでしたが、

それでも、介護に対しマイナスイメージしかなかった自分にとっては

大きな気づきでした。

 

 

 

その日から僕の介護の仕事に対するモチベーションは

少しずつ上がっていきました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

僕の自己満足ブログに最後までお付き合い頂き

ありがとうございました。