今回の桑田さんの謝罪は、残念でした。何故謝ったのでしょうか…と感じている人も多いはずです。
私は、紫綬褒章を貰ったというのがまずそもそもの間違いだと思っています。何故政府批判の歌詞を書く人が、政府から貰う紫綬褒章を受けるのか？受賞のニュースの頃、何かムカついていました。こんなのはいらないと…。
その紫綬褒章を粗末に扱ったので抗議が…これも的外れで、陛下から受けたもののようで、あくまで決めてるのは文部科学省なので、そこまで卑屈にならなくても、という感じですよね。まぁ、アミューズという大きい事務所にいるが故、と思いますし。
ヘイトスピーチなどの映像の部分も言い訳がましいです。あれが良いことの訳はなく、あれを批判できない世の中のほうがおかしいわけで、それを形はどうあれ謝ってしまうのは、おかしいですよね。
私はそもそも、桑田さんのメッセージソングはそんなに興味ありませんでした。レノンや清志郎さんとは全く違い、どっちかと言えば目立ちたがりやの芸人で、今回も言ってましたが、大衆芸能だと言っています。世相についてそこまで真剣に考えて唄っているとも思っていませんでした。
最近は全く作りませんが、桑田さんには恋愛ソングや、男の性を唄っているほうか桑田さんらしいと思います。逆に今回の一件で、もうメッセージソング系はやめて欲しいですね。私は市民運動系なども参加していますが、強い批判を受けて引っ込めるなら、言わないで欲しいと思います。考え方がしっかりしないのなら、ホントにやめて欲しいと思います。
言論や表現の自由に屈してしまったのは残念でなりませんが、曲には責任ありません。軽いスケベな桑田さんでいいんですよ。別に病気したから人生観をあまり変えて欲しくないですね。私も大病して命の時間を気にするようになりましたが、人生は楽しく…の気持ちは変わりませんよ。あまりカッコつけないて、良い曲・良いライブを提供してくれることを切に願います。