初めての羽田空港 ②第2ターミナル展望デッキ | Woody@飛行機野郎

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ベースは羽田空港、時々航空祭や各地の空自基地、地方空港に出没しています。

第2ターミナル展望デッキについて

 

 主ANAに使用する第2ターミナルの展望デッキです。国際線ロビーもターミナル南側に拡張されましたが、残念ながらコロナ禍の影響で今現在(2020/08/31)は封鎖されています。

 

開業直後の国際線ロビー。現在はシャッターが閉められ、入ることはできない。

半沢直樹の帝国航空シーンの撮影で利用されたらしい。

 

 展望デッキは5Fにあり、利用可能な時間は、6:30~22:00です。
左手に東京タワーやお台場、正面にスカイツリーや東京ゲートブリッジ、右手には千葉の工場群を望めます。第2ターミナルの展望デッキへのアクセスは、エスカレータ若しくは中央のエレベータを利用します。

 

B1からエレベータで一気に5Fへ。

 

 主にC滑走路の離着陸やエプロンに駐機しているANAの航空機を見ることができます。

また距離はありますが、D滑走路の離着陸(RWY05,23)やB滑走路(RWY22)の着陸を見ることができます。

かなりの望遠でないと撮影は難しいのと、特に夏は陽炎が酷いため、あまりお勧めできません。

目の前がエプロン(駐機場)。奥がC滑走路、右手奥がD滑走路。
 

 5FはRWY34R側の南側と、RWY16Lの北側に分かれています。中央には「FLIGHT DECK TOKYO」があり、ガラスで囲まれて空調も聞いています。

コーヒーショップやレストランがあり、お子様連れなどが航空機を眺めるは良いかと思います。

撮影ではガラスの映り込みがあるため、忍者フードやレンズを左右に振ってもカバーするモノが必要です。Air Force One到着時には、えらい人気の撮影スポットになるようです(他はほぼ封鎖され、少なくとも米国に帰る時の離陸は見えるので)。

 

FLIGHT DECK TOKYO

 

 屋外展望デッキの特徴としては、5Fは椅子やテーブルが用意された休憩用スペースがありますし、南側はコーヒーショップがあります。ただし、第1ターミナルのように雨は完全には防げませんので、雨天の撮影には向きません。

 

 朝一は逆光、10:00過ぎからは順光になります。

よって朝一は第1ターミナル、10:00過ぎに第2ターミナルに移動される方も多いようです。

やはり東京・千葉の街並みを背景にした撮影や、北風上がりの捻り(右旋回)に人気があるようです。

また、燃料を沢山積んだ欧米路線はC滑走路離陸となるため、こちらで各国のお気に入りの航空機を撮影される方が多いようです(東南アジア方面は上がりません)。
夜はご覧の通りとても綺麗で雰囲気があり、人気のデートスポットのようです。


南側展望デッキの昼と夜。

 

北側展望デッキ

 

第2ターミナル展望デッキへのアクセス

 一般的には、京浜急行の羽田空港第1・第2ターミナル駅、若しくは東京モノレールの羽田空港第2ターミナル駅で下車します。車をした場合の駐車料金は一日最大1,530円(多客期料金は2,140円)です。あとは各方面からの羽田空港行きバスでしょうか。

ターミナル中央のエレベータか、エスカレータを利用して5Fまで上がります。

ターミナル間は無料の連絡バス、京浜急行、東京モノレールが利用できます。

 

 

第2ターミナル展望デッキからの撮影

 

定番のスカイツリーを絡めたRWY34R上がりのショット。このようにスカイツリーとのショットが定番だが、希望の高さに上がるかどうかは運次第。ほとんどの小型機はもっと早く上昇してしまうが、上昇角度が低い欧米方面や繁忙期の国内線大型機では、お台場方面と絡めたショットが狙える事もある。

 

RWY34Rからのルフトハンザ航空のボーイング787-8離陸(旧塗装)。今はもう見ることができないジャンボとスカイツリーを絡めた幻のショット。

 

夕暮れ時も順光なので、夕日を浴びる機体とスカイツリー&港湾を撮影することが可能。

 

南風運用時にB滑走路(RWY22)へアプローチするJAL B787-9とスカイツリー。

大型機でないと、スカイツリーと比べて航空機が小さすぎてしまう。あと、夏はご覧の通り陽炎がメラメラ。海外航空機は慣れていないためか、ワンテンポ遅れたこの辺りで大きな捻り(左旋回)を入れてくれることもある。

 

RWY16Lから離陸するルフトハンザA340-300(機体番号:D-AIFD)。787-8の代わりに就航し、現在は羽田運用中で一番の人気機種。主脚間に補助の中央脚がある非常に珍しい機種。残念ながら中央脚がある運用機種に当たるのは稀なので、午前着のLH716便(フランクフルト⇒羽田)をFlight24をチェックするしかない。

 

ご覧の通りD滑走路は距離があり、ほぼ晴天の日は夏冬問わず陽炎が酷く、D滑走路の離着陸撮影は現実的ではない。上が1月、下が8月撮影。曇りや雨の日は撮影したことが無く、状況不明。

早上がりの機体を煙突と絡めて撮影すれば、多少は揺らぎが緩和される。

 

私的に羽田空港内で一番大好きなショット。真夏の透明度が高い日のRWY16L上り。第2ターミナル展望台から千葉方面(南方面)は蒼が濃く、白い入道雲と絡めて、コントラストのある写真が撮影可能(特に白い機体のJAL!)

 

羽田沖を通過する船と絡めたアングルも定番。タイミングが合えば、東海汽船の水中翼船とのショットが可能。

 

C滑走路(RWY34R)でのテイクオフ待ちのJAL エアバスA350-9とD滑走路テイクオフした直後のスカイマーク ボーイング737-800を絡めたショット。背景は千葉袖ケ浦方面の工場群。

 

C滑走路(RWY34R)テイクオフ瞬間のANA B-787-9と、誘導路を走行中のJAL B767-300.に、東京ゲートブリッジ&葛西の観覧車を絡めたショット。