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今、上映中の天使の悪魔っていう映画が観たくなって、
映画の前にまず原作っ! と思ってさっそく文庫本を買ってきて読みました
読み出すと、すっごいおもしろくて、ずっと手に汗握るような話の展開で、上・中・下巻 あっという間に読んじゃいました
登場人物のそれぞれの個性とか思いがしっかりしてて、実際の建造物の歴史とか描写も
細かくて、臨場感があって物語の世界(ローマ)にどっぷり浸ってしまいました
映画ではカットされてたけど、最後の最後に発覚したカメルレンゴと教皇の秘密には、悲しくて少しうるうるしました
なんといってもラングドンとヴィっトリアが制限時間内に2人で協力して必死でガリレオの暗号を解き明か
していくところが、ドキドキ、ハラハラです
特に、二度もハサシンに殺されかけて、ボロボロになりながら 一人で、お城
の最上階にとらわれたヴィットリアを助けに行くラングドンはまるで王子様のよう!!
映画は、やっぱりはしょってて、大事なとこはカットされてるし、登場人物もかなり違ってるし、事件を追っていくだけな感じで、
人間ドラマ的なところが全然なくて、ラングトンとヴィットリアの恋もなくて、カメルレンゴが
どんな人間なのかわからないまま事件解決で終わってしまって、仕方ないけど少しがっかりでした
トムハンクスは、ただのきどったおやじふうでした