森の休暇小舎の自然日記

                 栃木県の那須高原


標高550メートルの小さな森の小さな小舎。小舎内には水道なし、シャワーなし、トイレなし、 


************自然の時間の流れに合わせたスローな小舎の自然日記




ヘンリー・D・ソローの小舎にちょっと似た小舎がが海辺に建っていました。
夕暮れの西の空には大きな彗星が輝いています。

昨今のニュースで話題になっていた紫金山(ツチンシャン)アトラス彗星です。😘

(この彗星は日本でも今週中は観測できるそうです)

ハロウイーンが近いのでしょう。
ドアの傍のポーチには大きなジャックオランタンが置いてあります。
これからハロウィーンパーティーがあるようです。
 

レイチェル・カーソンが愛したオオカバマダラがやってきました。

最初のゲストです。

焚火の傍には既に旅立った愛犬のラブラドールレトリーバのケインが次のゲストを待ちながら彗星を見上げています。

 


画像はAIを利用して作製しました。

物語をAIに与えて、それ風の画像作製を指示したらこのような画像を一瞬で作ってくれました。グッド!

新鮮な驚きです!

現実の小舎は森の中、

楽しくも不思議な夢でした。

日暮れがとても早くなりました。


 

実りの秋、農と土

休暇小舎の隣の水田にも黄金色の収穫の季節がやってきました。

米不足が大きな問題になっている中、気になることがありました。

今、総裁選で毎日のように討論会や演説会が開催されていますが、その彼らの言葉の中に、「農」や「土」の言葉が殆ど出てこないのです。
さらに、将来米作りにも深刻な影響を与える地球温暖化の「環境」に関する言葉も聞こえてきません。
どうやら彼らの辞書の中には「農」や「土」や「環境」という単語がないのでしょう。

所得倍増、経済、経済、経済・・・確かに重要ですが、
国の根幹である「農」とそれを下支えする「土壌」に関する議論がなされなければ「机上の空論」というものでしょう。
せめて食料自給率くらい100%にする方法とか100年後の日本の環境についての議論をして欲しいものです。

そんなことを考えながら足元の稲の実りを見ていました。🙁
 

 

 

この水田は那須地方でも最も標高の高い位置に属します。稲刈りも10月に入ってからのようです。

私達は毎年、代掻きから田植え、稲刈りまでずっと見ていたこのお米を分けて頂いています。

 

 

秋風に揺れ、静かにこうべを垂れる黄金の稲穂。
大地の恵みをたたえ、実りの重みは、豊作を告げています。
空は高く澄みわたり、収穫の季節が静かにやってきました。

 

森の中はまだまだ盛夏の様相です 

"タイニーハウス" という言葉が日本でも聞くことが多くなって久しいですが、

ミニマル様式の一手段として始まった一種のスタイリッシュでトレンディな趣味的なものと感じていました。

アメリカでは典型的には400平方フィート約11坪以下の家を意味して、そのような住宅ができたのは、それなりの理由があったようです。

私の休暇小舎は6.6坪だからも広さからいうと確かにタイニーすぎる "タイニーハウス" ですが、アメリカでTiny House Movementが大きくなってきたのは以下のような理由もあったとのこと。

 

 

昨年、アメリカ北西部オレゴン州とワシントン州でタイニーハウスの建設を妨げていた制度を見直し、ホームレスや低所得者のためにタイニーハウスの建設を促進するための法律ができたそうです。

住宅価格の高騰も緊急課題でTiny House Movementを推し進めていて、年々増加する移民の住宅対策としても検討されているそうです。

持続可能性と簡素化を大事にする流れを反映するもので ”趣味的な小さな家” ではなく、現実的なライフスタイルを実現するために必要な住宅の形式で、週末の休暇用として使っているミーハーっぽい 私の ”ただの小さな小屋” とはちょっと違うようです。ニヤリ

 

 

日本のアパートは11坪以下なんてざらにあるので、もともと"タイニーハウス"なんですよね。ウインク

 

こんなニュースレターがあり面白く読んでいます。アメリカ人の新しいライフスタイルを垣間見ることができます。

Tiny House Talk - Freedom in Small Spaces