家の中に9匹、外に3匹、合計12匹の猫と暮らしてる。

先日、20年生きた猫が老衰で逝った。うちで預かって3年だった。
気は強いけど、静かな仔。
錆び柄の猫だった。

家の中は8匹になり、何か物足りなくなった。
その仔がお気に入りにしていた場所につい目を向けてしまう。

そして今また、旅立ってしまうかもしれない、そんな体調の仔が二匹いる。

一匹は老衰。一緒に暮らして17年の三毛猫。
4kgあった体重が半分になり、2kgを切ったら覚悟してって言われた。リミットまで20グラム…。
今朝、フラフラの足腰で階段を上り、久し振りに私の部屋に来た。頭を擦り付け一生懸命匂いを付けていた。

もう一匹は白血病。一緒に暮らして7年目の白×茶虎。
一番最初に掛かった病院で、エイズキャリアだと言われた。その治療を続けてきたのに、エイズでは無く白血病キャリアだった。それが昨日行った病院の検査で解った。
発症してしまった。
腎臓がもう機能していない状態だった。

どちらの仔も余命一週間だろうと診断された。
立て続けに家族を失う事になる。



私は耐えられるのかな…。





暗くて涼しい場所が好き-DSC_0858.JPG

暗くて涼しい場所が好き-DSC_0859.JPG

大好きな漫画家が、これまた大好きな小説家の原作を連載漫画に。
こんな嬉しいコラボレーションはなかなかないわぁ♪

作品のタイトルは「アルスラーン戦記」。田中芳樹先生原作。別冊少年マガジンで今月号から連載開始。

アルスラーン戦記は23年前に揃え始めて、読みながらワクワクしたのを覚えてる。
同、銀河英雄伝説ほど難しく無く、創竜伝ほどきわどくも無く、ファンタジーを好む私にはとても読みやすい作品で。
言葉の響きも好きでした。
ペルシア語だったかな…?

それを大好きな漫画家の絵で読める幸せ。
第一回を拝読し、ああ、こんな話だったかぁ…と懐かしくもあり、描き手の解釈が新鮮でもあり。
ええ、小説を引っ張り出しました(笑)


以前も漫画はあったんですよね。中村地里先生でしたかね。それも持ってます。こちらは繊細なタッチでまた好きでした。
荒川先生のタッチは力強く、動きがとても魅力的です。大好きなんです。
中村先生のアルスラーン戦記は、ヨーロッパの地方を想像しながら拝読していました。
荒川先生のアルスラーン戦記は、アジアっぽい感じがします。格好よく表現するなら、オリエンタルな感じ、でしょうか。……自分でもちょっと意味が解らないですね(笑)

もしかしたら、アニメの話も出たりしないかなぁ~などと期待していたりします。
アニメは映画化されてるんですよね。挿絵の天野喜孝先生の絵がアニメで。ダリューンが怖かったよ、ナルサスは美しかった。アルスラーンの色合いがイメージに近くて嬉しかった事を覚えてます。つか、アニメ、持ってます、ビデオテープで。だってDVDなんて無かった時代ですもん!光ディスクはLDですよ、LD!知ってる?(苦笑)

ああ、この歳になってまだ楽しみが増えるなんて。嬉しいねぇ、楽しみだねぇ。
大好きな作家のコラボレーション。
たまらないねぇ~♪


嬉しさ垂れ流しの日記。

数日前。
TwitterのTLに、出産についてのツイートが大量に流れてきた日があった。私は子供が大嫌いだし、それ故に産むつもりも無い。そういう奴がどうこう言って良いのか微妙だけど、もやっとしてるので書く。

ーーー連載中に妊娠が解った時、なに考えてるんだ、プロ意識が足りないって言われた。

おめでたい事です。祝福されて当然です。
だけど、軽率だと思う。
人気絶頂の連載漫画。売り出す方も年間単位でスケジュール組んでます。何月号で話をここまで進めて、だからこのイラストが使えて、そのためには締切はいつに設定して…って。その作品を広める為に、連日の会議、そして広告掲載などで多額の資金も動いているはず。
出産は長丁場です。新しい命を宿すのだから体調が思わしくない日も増えるでしょう。もしかしたら入院も必要となるかも知れない。
それで会社側が綿密に立てたスケジュールが全部崩れるんですから、力を入れて売り出している方はたまったものではありません。そこから出た一言だったんだと思う。
もちろん、妊婦に向けて良い言葉では無いです。

そういう、看板漫画!って空気をプレッシャーに感じていたのかも知れません。ストレスで性欲が増すことはあるそうです。
旦那様の優しい腕に逃げたかったのかも知れません。それは責められる事では無いし、解るような気もします。

だから、なんで絶賛売り出し中で話が盛り上がってるこの時期なんだよ!って意味合いだったんだと思う。何度も書くけど、妊娠に向けて良い言葉では無いですね。
祝う気持ちがあるならそれを伝えて、そのあとの事は穏やかに話し合う事でしか解決しない事なのですから。

結婚式、新婚旅行、新婚生活、妊娠、出産、育児。これらを一度も休載せずに10年以上の連載を成し遂げた方を存じてます。現在もご活躍中の大人気作家です。
誰もがそう出来るわけでは無いです。だけどそうする努力はするべきです。自分の作品に対して、読者はもちろん、どれだけの人々が動いているか知るべきです。

オリンピック選手が予選間際に妊娠発覚!に置き換えると解りやすいかも。オリンピック選手一人育てるのに億単位の金が動いてます。おめでとうの気持ちもあるけど、は?って気持ちにもなります。決して手放しでは喜べないですよ。

社運を掛けたプロジェクトのリーダーを任されている人が、プレゼン当日に妊娠発覚。
この方が身近な例えでしょうかね。
おめでとう!え、でもプロジェクトはどうなるの?安静が必要だから出社できない?誰かに頼む?…ちょっとプロ意識が足りないんじゃないの?ってなるんじゃない?


戦国時代の殿様の祝い方を見習えって…w
祝う気持ちは今昔変わらないと思うよ?


先の作家の漫画がラストグダグダっとしたのは、何かこういう裏があったからなの?って、今更ながらもやっとしました。