「セクシー田中さん」ドラマ最終回当日12月24日に投稿。

数日後の12月28日のインスタに1話~8話は自分の脚本だと再度投稿…。

 

相沢氏が誤解しているし事実と違うので、芦原先生は小学館と相談した上で芦原先生が9話、10話を書かざるを得なくなった経緯と事情を説明しました。

  • 2024.01.26 Friday 14:31

ドラマ「セクシー田中さん」をご視聴いただいた皆様、

ありがとうございました。
 
色々と悩んだのですが、今回のドラマ化で、

私が9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、

きちんとお伝えした方が良いのではと思い至りました。

この文章を書くにあたって、私と小学館で改めて時系列にそって事実関係を再確認し、文章の内容も小学館と確認して書いています。

ただ、私達は、ドラマの放送が終了するまで、脚本家さんと一度もお会いすることは

ありませんでしたし、監督さんや演出の方などドラマの制作スタッフの皆様とも、

ドラマの内容について直接、お話させていただく機会はありませんでした。

ですから、この文章の内容は私達の側で起こった事実ということになります。

 

「セクシー田中さん」は一見奇抜なタイトルのふざけたラブコメ漫画に見えますが…。

自己肯定感の低さ故生きづらさを抱える人達に、優しく強く寄り添える様な作品にしたいという思いが強くあり、ベリーダンスに纏わる方々の思いにも共鳴しながら、

担当編集と共に大切に描いてきた漫画です。

 

ドラマ化のお話をいただき、当初の数話のプロットや脚本をチェックさせていただきながら、最終的に私が10月のドラマ化に同意させて頂いたのは6月上旬でした。

「セクシー田中さん」は連載途中で未完の作品であり、また、漫画の結末を定めていない作品であることと、当初の数話のプロットや脚本をチェックさせていただいた結果として、

僭越ではありましたが、ドラマ化にあたって、

・ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。

漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。
・漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、
まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある。

 

これらを条件とさせていただき、小学館から日本テレビさんに伝えていただきました。また、これらの条件は脚本家さんや監督さんなどドラマの制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件だということは理解していましたので、

「この条件で本当に良いか」ということを小学館を通じて日本テレビさんに

何度も確認させていただいた後で、スタートしたのが今回のドラマ化です。

ところが、毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていました。
・漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう。
・個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた

別人のようなキャラクターに変更される。
・「性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話」等、

私が漫画「セクシー田中さん」という作品の核として大切に描いたシーンは、

大幅にカットや削除され、まともに描かれておらず、その理由を伺っても、

納得のいくお返事はいただけない。

といったところが大きなところですが、他にも細かなところは沢山ありました。

 

「枠にハマったキャラクターに変えないでいただきたい。

私が描いた「セクシー田中さん」という作品の個性を消されてしまうなら、

私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ」と、何度も訴え、

どうして変更していただきたくないのかということも丁寧にご説明し、

粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1〜7話の脚本の

完成にこぎつけましたが…。

 

相沢友子さんが1話から8話は自分の脚本だと書いていますが、全て芦原先生が粘りに粘ってやっとの思いでほぼ原作通りの1話~7話の脚本の完成にこぎつけましたが…と書かれています。なので相沢友子さんが「全く知らなかった」というのは事実ではないと思われます。

 

脚本家さん、監督さんといったドラマ制作スタッフの皆様と、私達を繋ぐ窓口は

プロデューサーの方々のみでしたから、プロデューサーの方々が当初「ドラマ化の条件」として小学館から日本テレビさんに伝えていただいた内容を、どのように脚本家さんや監督さん、ドラマ制作スタッフの皆様に伝えていらっしゃったのか、残念ですが私達には知る術はなく、

当初お伝えした「ドラマ化の条件」はどうなってしまったのだろう?という

疑問を常に抱えた状態での加筆修正の繰り返しとなって、

その頃には私も相当疲弊していました

 

そして、私があらすじ、セリフを準備する終盤のドラマオリジナル展開は

8話〜10話となりましたが、ここでも当初の条件は守られず、

私が準備したものを大幅に改変した脚本が8話〜10話まとめて提出されました。

特に9話、10話の改変された脚本はベリーダンスの表現も間違いが多く、

ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かりましたので、「当初の約束通り、とにかく一度原作者が用意したあらすじ、セリフを

そのまま脚本に落としていただきたい」
「足りない箇所、変更箇所、意見はもちろん伺うので、脚本として改変された形ではなく、別途相談していただきたい」といったことを、小学館から日本テレビさんへ申し入れをしていただきましたが、その後も、大幅な改編がされたプロットや脚本が提出され、それを小学館サイドが「当初の約束通りに」と日本テレビさんにお戻しするという作業が数回繰り返されたと聞いています。  数回ですよ、一度ではなく。

最終的に、日本テレビのチーフプロデューサーの方から「一度そのまま書くように」との指示が出たとも伺っていましたが、状況は変わらぬまま約4週間が過ぎてしまいました。

 

ドラマの制作スケジュールのリミットもどんどん迫っていましたので、

本当はドラマオリジナルとなる8話〜10話全ての脚本を拝見してオリジナル部分全体で、加筆修正をさせていただきたかったのですが、8話だけ、何とか改変前の内容に修正させて頂いて、日本テレビさんにお渡しすることになってしまいました。

 

つまり、改変前という事ですから、これも芦原先生ですよね。確認する為、芦原先生の漫画を読ませて頂きました。セリフ等もドラマとほぼ一緒だったので芦原先生で間違いないと思います。

 

9話、10話に関する小学館と日本テレビさんのやりとりを伺い、

時間的にも限界を感じましたので、小学館を通じて9話、10話については、

当初の条件としてお伝えしていた通り、「原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方」に交代していただきたいと、正式に小学館を通じてお願いしました。

 

結果として、日本テレビさんから8話までの脚本を執筆された方は9話、10話の脚本には関わらないと伺ったうえで、9話、10話の脚本は、プロデューサーの方々のご要望を取り入れつつ、私が書かせていただき、脚本として成立するよう日本テレビさんと専門家の方とで内容を整えていただく、という解決策となりました。

 

何とか皆さんにご満足いただける9話、10話の脚本にしたかったのですが…。

素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。

漫画「セクシー田中さん」の原稿の〆切とも重なり、相当短い時間で脚本を

執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます。

9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います。

どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、

改めて、心よりお詫び申し上げます。

 

私は最初から最後までしっかりドラマを観ていました。9話、10話、とても良かったです。そもそも全話芦原先生が加筆修正しているので芦原先生の脚本といっても良いですよね。それなのに9話10話に対する複数の誹謗中傷は相沢友子氏のファン?か仲間?が故意に書いたものではなかったかと考えています。

 

最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、「セクシー田中さん」の漫画とドラマを愛してくださった読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします。

 

 

2024.1.26

 

芦原妃名子

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こんばんは

 

2月1日の記事でもこの芦原先生の事件を投稿し、そこでも書いたのですが、私にはどうしても、この理路整然と書かれておりしっかりと根気良く何度も訴えるような芦原先生が自殺するとは思えません。大体自殺する理由がありません。「セクシー田中さん」の続きを残して亡くなるような無責任な方ではないです。優しい方だというのは作品等で伝わってきますが、優しい方は弱くはなく寧ろ強い方が多いです。自殺する方が全て弱いとは言えませんが、この寒い真冬にわざわざ遠い栃木県日光市川路ダムに行き(そんな元気があるなら自殺などしない)あんな高い場所に行き飛び降りなんかしますか?どうしても、あの事情説明を削除命令した者等が芦原先生の口封じをしたとしか思えないんです。芦原先生は25日が誕生日だったので50歳になったばかりで命を失くされたんです。どんなに無念であった事かと考えると胸が苦しくなり、私はここ2週間以上彼女の事を考えてばかりいます…。

最期の「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」という文章も、私は彼女が打ったのではないと思っていて、彼女を亡き者にした輩の第三者が書いたのではないか…と思っています。日本テレビも小学館も闇が深いですね。今後少しでも明らかになる事を願います。

 

おやすみなさい飛び出すハート