約12分の動画です。是非、お時間を作ってご覧下さい。

 

ハーバード大学のある有名教授が、講義中に言い放った言葉が話題を呼んでいます。

 

「もしも日本がなかったら、世界の産業は少なくとも50年遅れる事になっていたでしょう」

 

この言葉に、海外の学生、とりわけちうごく人学生は強く抗議しました。その発言にジョーンズ教授は冷静に反論しました。

 

「頭の中に世界地図を広げて、日本を取り巻く周辺国を思い出して下さい。宇宙から日本を見下ろせば、右にアメリカ、左にちうごく、左上にロシア、と世界の主導権を奪い合う超大国とそれぞれ隣接しているのがわかりますね」

 

「近代、最も反映した超大国の中心にもし日本がなかったら、間違いなく歴史は大きく変わっていたでしょう。その上で、あなたはまだ日本を小さい国だと言い張ることができますか?」

 

教室はしばらく静寂に包まれたそうです。一体何が起こったのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

 

ハーバード大学でビジネススクールと日本研究所を兼任で受け持つジェフリー・G・ジョーンズ教授。

 

彼は、ハーバードだけでなくスタンフォードやイエール大学など、アメリカの名高い大学で30年近く講義を行ってきた人物です。又、彼は明治維新を引き起こした武士の活躍、岩崎弥太郎、渋沢栄一、それに環境ビジネスまでを幅広く研究している学者でもあります。

 

ジョーンズ教授は、ある雑誌のインタビューで「日本が他国と違うのは、明治維新で社会制度そのものを国民がひっくり返してしまった事です」と語り、日本からは学ぶべき事が多い、という持論を強く抱くようになったといいます。

 

1973年に設立されたハーバード大学エドウイン・O・ライシャワー日本研究所。

 

設立当時は生徒が一人しかいませんでした。

しかし今では、年間500人近くの学生が詰めかけるほど人気があります。

 

親日家であるジョーンズ教授は、日本研究所を専攻していない学生向けに、今こそ日本を研究する価値がある、という内容の講義を行いました。

 

教室には様々な学生が訪れ、わざわざ日本を取り上げて研究するほどの価値があるのか、といった疑問を持つ学生達も多数集まったそうです。

 

立ち見が出るほど満員になった教室でいよいよ先生の講義が始まりました。

 

皆さんは日本という国に興味がありますか?日本に関心を持った理由がポジティブであれ、ネガティブなものであれ、興味がまるでない、という人は恐らくこの講義には参加しなかったのではないかと思います。

 

”たった1時間の講義では、日本について多くを学ぶ事はできません。ですから今回は、日本について学ぶ価値がある、という事に焦点を当てて説明していきたいと思います。”

 

この時、あるイギリス人学生が質問しました。

 

”日本は確かにアニメや日本食といった面では価値のあるコンテンツを世界に供与していると思います。しかし文化的なコンテンツ以外では、日本に注目するほどの価値があるとは思えません。一昔前はロックフェラー・センターを買収するほど勢いがあったそうですが、今の日本経済は20年近く停滞したままですし、国民の多くが高齢化しています。アジアの端にある小さな国から、今更学べる事があるとはどうしても思えないのです。”

 

ジョーンズ教授は、イギリス人学生の質問についてしばらく考え、

 

「アジアの端にある小さな国、その地理的条件がまさに答えを含んでいます」と語り始めました。

 

”まずは、国境について想像してみてください。あなたの母国イギリスは日本と同じ島国ですが、海上で隣接している国々はヨーロッパ諸国、近くはアイルランドやフランス、北欧やアイスランドといったところでしょう。

 

しかし、日本が隣接している国々は、東はアメリカ、西はちうごくやロシアといったように世界で最も影響力のある超大国ばかりなのです。

 

そして日本はその3つの超大国とそれぞれ戦争をした経験があり、アメリカ以外には勝利しているという驚くべき事実もあります。

 

イギリスが他の国の協力も得ず、武力でロシアやちうごくと渡り合える事ができると思いますか?

 

そしてアメリカという超大国との戦争で敗れた日本人は、GHQの支配から解放された今でも戦争放棄を憲法に刻んだまま、平和的精神を継続しているのです。この戦争放棄という自戒を守り続けるのがいかに困難であるか、少し説明をさせて下さい。”

 

この後、ジョーンズ教授が続けた言葉は、多くの学生達に衝撃を与えました。

 

「先ずは日本の隣国であるちうごくと北朝鮮、それに韓国とロシアが、日本とどういった外交関係に築いているかについて話したいと思います。

 

”ちうごく人は日本との国境線を度々越えてきては、不法に漁業を行ったり、日本の領地である尖閣諸島に侵入したりと挑発行為に及んでいます。それを横目で見た韓国人達も便乗しようと、ちうごくの傘に隠れながら「竹島は自分達のものだ」と主張しています。更に韓国の政治家達は、内閣の支持率が下がるたび、自国民の意識を違うところへ向けようと反日問題を煽り立てます。その韓国と同じ朝鮮民族である北朝鮮は、経済的に困窮するたびに、日本海にミサイルを飛ばし隣国日本を脅し立てます。

 

北東に隣接するロシアでは、毎月のように日本の千島列島に戦闘機を送り、日常的に脅威を与え続けています。”

 

「こういった外交は友好的であるとは到底言えず、隣国を尊重するといった価値観に基づいてつくられた欧州連合とは状況がまるで違いますよね」

 

「日本はこのようにして周辺国から様々な刃を喉元に突き付けられた状態で、ひたすら戦争放棄という誓いを守り続けているのです」

 

”しかしそれは、日本が武力的に劣っているからではありません。日本の自衛隊は、ちうごく海軍を上回る武力を保持しているのです。

 

ここからは視点を日本国内に移し、日本人達の困難に目を向けてみましょう。ちうごくやベトナムといった物価の安い国の労働者が、日本に続々と訪れては低賃金で働く為、日本人労働者は仕事を奪われてしまいます。

 

こうして日本は国内で消費されるはずのお金が海外に流出し、雇用が奪われ失業率が上がり失業者を救済する為の社会保障費が消費される、といったマイナスのスパイラルに陥っています。”

 

このように一気に述べた後、教授はイギリス人学生に質問しました。

「あなたの国ではこのような事が起こっていますか?」

 

イギリス人学生が顔を赤らめて答えました。「イギリスでは外国人労働者を厳しく規制しているので、日本と同じような悲劇は起こっていません。他のヨーロッパ諸国も同じだと思います」

 

教授は彼に礼を述べて、着席するように言いました。

 

”日本人達の苦難はそれだけではありません。外国人労働者の民度は、現地日本人に比べると段違いに低い為、現在でも数多くの社会問題を引き起こしています。何十年、何百年もかけて築き上げてきた日本の平和的精神、そして安心と安全な住環境が、彼らによって崩れつつあるのです。

 

ここで日本を訪れた一人のベトナム人留学生を例に挙げてみましょう。

 

彼は日本語を学ぶという名目で学生ビザを取得して来日しました。しかし、実際は賃金の高い日本で労働する為に訪れたのです。何しろ、ベトナムで20年働いて得られる賃金が日本ではたった1年で得られる報酬になるのです。週28時間以上の就労が許されていない彼は、制限時間を大きく超えて、違法な違法な長時間労働に励みます。過労によって体調を崩してしまった彼は仕事を辞めて、3か月分の家賃を給付金として日本に保証してもらうようになりました。

 

そういった日本の税金で運営されている社会保障の恩恵が、彼らのような外国人に回っているのです。

 

しかしここで注目したいのは、こうした問題を取り上げて怒りを露にする日本人がごく少数だという事実です。”

 

教室では学生達の議論が起こり、地政学的に不利な日本に対する認識を改め、彼らの平和的精神を讃えるような声が上がり始めました。

 

次に教授は、日本が置かれている状況について講義を続けました。

 

”相手の事を理解する為には、自分が相手になったつもりで考えればいい、という法則に従って、日本から何かを学ぶ為に、我々も日本人になったつもりで考えてみましょう。

 

アメリカの国土が日本サイズに縮小し、今の日本がある位置にアメリカがあると仮定しましょう。輸送コストを考えると、近くにある国々と貿易をするのが一般的です。そうなるとアメリカは、お隣になったちうごくがメインの貿易相手になります。

 

ちうごくから安くて低品質な商品がアメリカを席捲するようになるでしょう。しかし、こちらからちうごくに輸出しようとすると、ちうごくはアメリカ製品に最大限の関税をつけて事実上アメリカの輸入を拒否する事になります。

 

ロシアは毎月アメリカの国境に侵入し、アメリカ北部の島々は自国の領土であるとアピールする為、定期的に戦闘機を出動させてくるでしょう。

 

そしてちうごくや韓国は、ロシアに負けじとアメリカ南部の島々はこちらの領土であると無茶な主張を始めます。

 

アメリカの労働は、軒並みちうごく人やベトナム人労働者にとって代わられる事になります。

 

どうですか?

少しは、彼らの気持ちが理解できたのではないでしょうか。”

 

「70年以上もこのようなハンデを背負いながら、不条理な嫌がらせもひたすら我慢し、粛々と努力を積み重ねて世界から先進国として認められる国があるでしょうか?」

 

「アジアの端にある小さな国。この稀有な場所は、アメリカ・ちうごく・ロシアという超大国が交差する非常に重要な位置であると言えます。しかもそれらの超大国と比べて日本の領土は狭く、若者の少ない人口を抱え、資源や地理的な利点を全く持たずに世界第3位の経済大国になった。

 

この事実それ自体が、日本から何かを学ぶべき価値があるという証ではないでしょうか。

 

日本人ほど勤勉で、教養があり、技能的にも優れている国民はいません」

 

TOYOTA・HONDA・SONY・ユニクロ・任天堂、世界でも有名な日本企業は皆さんもご存じでしょう。

 

彼らが持つ真の資源とは、人的資本なのです。

 

又広い世界の中でも、特に日本人は社会意識の高い人々です。

 

彼らから学べる事は沢山あると思いますが、中でも一番価値がある学びとは、彼らの平和的精神ではないでしょうか。

 

今回の講義を聴いて、日本についてより深い研究がしたいと思った方は、ぜひ、日本研究所を訪れて下さい。”

 

講義の最後はこのような言葉で締めくくられました。

 

翌日、ハーバード大学では、日本学を専攻したいという申し込みが殺到したそうです。

 

その一方で、数人のちうごく人学生が怒りを抑えられない様子で日本研究所を訪れ、ちうごくを侮辱したジョーンズ教授は、我々の前で謝罪すべきだと抗議しました。

 

怒ったちうごく人学生達と対面し、同情したような顔つきで現れたジョーンズ教授は、私はちうごくが犯している隣国との摩擦問題をありのままに述べただけだ、と答えました。

 

もし、君たちに不満があるなら、伝えるべきは私ではなくちうごく政府に抗議するべきだ。それが唯一母国の為になることだ。

 

ジョーンズ教授に諭されたちうごく人学生達は、何も言えずに日本研究所に背を向ける事しか出来ませんでした。

 

ちうごくでは政府の決定に抗議する事が禁止されているのです。

 

もし平和的精神を持つ日本がなくなってしまったら、ちうごくやロシア、アメリカはどのような関係になってしまうのでしょうか。

 

今回の講義テーマである”日本人の平和的精神”を世界に広める前に一番学んで欲しいのは、日本に一番近い隣人からかもしれませんね。

 

そして私達は、ジョーンズ教授の言葉を胸に、日本人としての誇りを忘れず、先人たちの築き上げたこの素晴らしい日本を守っていきましょう。

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