39分の動画です。色々と腑に落ちるので是非ご覧下さい。

《一部文字起こし》

~前略~

4分過ぎ頃~

saya

「プーチン対ディープステートの闘いだって先生は当初から仰ってましたけれども、この戦争は今どの段階まで来ていると思われますか?」

 

馬渕

「この間の広島サミットを見ればわかるんですよ。何故20日の夕方にゼレンスキーが来たのかと、その答えがないんです、既存のメディアからはね。彼はサウジアラビアから飛んで来た。しかもフランスの政府専用機なんでしょうね、それで運んでもらった、日本まで。帰りも恐らくそれで帰ったんだと思いますがね。そういうやり取りがね、以前からあったはずなの。ゼレンスキーが来て何をやったかウクライナ支援に向けて相変わらずのお決まりのスピーチをやったんですが、最大の目的はいわゆるグローバルサウスとの対談、直に接してウクライナの状況を説明する、と。グローバルサウスは中立ですが、もっと言えばロシア寄りなんですよ。それを何とかウクライナの実情を理解してもらいたい、そういう魂胆だったと思うんですね。だから岸田さんと議論する、或いはG7の首相と議論する為に来たんじゃない。面白いのはその前に、ドイツ、フランス、イタリアに行ってるんですよね。ウクライナの大統領がのんびりとヨーロッパを旅行している暇があるのか、と。これに注目すれば彼が言っているの事がフェイクであるってわかるんですよね。

 

しかも反転攻勢、反転攻勢って言ってるけど、何故ロシアは黙っているのか。何故ゼレンスキーが漫遊できるのか。戦争は行われていないって事です。

 

重要なポイントですけどね、どんどんアメリカが言ってる事とウクライナ側が同意した事とどんどんひっくり返されてる。これは事実なんですね、陰謀じゃなくて。のんびりしているんですよ、という事は今戦争は行われていない。僕は前からずっと言ってて保守からも批判されてますけれども、もう終わってるんです、ウクライナ戦争は。そもそもバイデンさんは何をしに行ったのかって事ですよ。何故電撃訪問なのかと。ずっとアメリカはウクライナを支援してきたのに何故キエフに改めてウクライナ頑張れと電撃訪問するのか、おかしいではないか。という事は逆にアメリカ国内にバイデンのウクライナ訪問に反対する勢力がいたって事でしょ。反対した勢力はネオコンなんですね。ネオコンはこの戦争を続けたがっているわけです。

 

バイデンさんは何をしに行ったか、これは表には出ないですよ。諜報機関がリークしてるんですよ。これはわざと出してる。つまり停戦ですよね。停戦を間接的に支持してる。その為に諜報リークをやってると素直に読める。 中略

 

隠された目的は、アメリカはこれ以上支援できないから、停戦に向かって色々なプロセスを改修しろと。それを言い渡しに行った。これは一切出ないけど先ほど言った情報証拠からわかるんです。それから事前にロシアに通告していた

 

saya

「本当にアメリカも一枚岩ではないんですね」

 

馬渕

「アメリカは一枚岩だと思われていますが、停戦派とネオコン派(過激派)に分かれていると。停戦派が有利になっている事もこの本で書いているんですが、有利になった理由は、ノルドストリームの爆破事件。

 

要はドイツとロシアの緊密な関係を防止したというわけです。このメッセージをドイツは正しく捉えたんですよ。この後、ドイツがころっと変わった。アメリカさんの言うとおりになった。ロシアとの関係においてこれ以上アメリカに逆らえないと。アメリカが危険視したのは、ロシアとドイツがくっつく事。これは歴史的にも、ロシアとドイツがくっついた時にはアメリカはいつもそれに干渉している。第2次世界大戦の前からそういう徴候にあった。ドイツの経済成長を抑えるという事。ドイツに独り勝ちさせない。ドイツもDSに表向き従わざるを得ない。日本もそうなんですけどね。日本はアメリカさんの言うとおりにしますって約束してるんです」

 

saya

「広島サミットに対する評価っていうのも保守派の中でも意見が分かれるところで、一定数評価できるという人も居れば、あれは茶番だと。ゼレンスキーさんが結局復興支援という形で依頼をしてきたというのが、先生の戦争は終わってるという事の…」

 

馬渕

「ゼレンスキーが言ってる事は復興、復興なんですよ。6月中旬にウクライナ復興会議が予定されている、という事はもう戦争やってないって事なんです。復興会議やるのに片方でドンパチやるはずがない。ウクライナ戦争は終わっているんだな、しかももっと言えばロシアが勝ったんだなとわかるわけですよ。  中略

 

11月15日何が起こったかというと、ゼレンスキーがポーランドにウクライナのミサイルを撃ち込んだ。これも事実です。それに対してアメリカが火消しに走ったんです。これはロシアのミサイルじゃないと。ゼレンスキーはロシアが撃ったって言ってる。これはアメリカが最初に否定して有耶無耶になっちゃった。ゼレンスキーは未練たっぷりだったんですけどね。NATOのメンバーのポーランドにロシアがミサイル撃ち込んだらこれ即NATOに対する戦争行為ですからね。そんな事はするはずがない。だから誰がゼレンスキーにそそのかしたのか。アメリカ国内において路線闘争に敗れたネオコン過激派だというのが私の分析でここにも書いてあるんですけどね」

 

saya

「そのネオコン過激派という人達がいわゆるDSの仲間というか…」

 

馬渕

「DSとネオコンというと全然別のものに思われがちだけどDSの外交面における実践部隊がネオコンと言われる人達で…。 中略  何故、メディアが一方的な報道をしてんのかと、それはトランプ大統領に対する一方的な反トランプ報道もアメリカのメディアがずっとやってきたから、今回のウクライナ戦争のロシアについての報道がいかにフェイクであるかという事も合理的に推察されるんです」

 

saya

「今回のロシア・ウクライナ戦争でDSは目的を達成したと見てますか、或いは失敗したと、失敗した場合は次の行動はどう…」

 

馬渕

「それが非常に重要な点でね、失敗した、だから彼らはこの戦争を長びかしてロシアを疲弊させプーチンを失脚させると。それによってロシアをDSの支配下にすると。プーチン大統領がロシアの実権を握って以来の野望なんですよね。プーチンさんがいかにDSに挑戦してきたか。彼らはこの戦争を利用してというかプーチンを倒す為にウクライナ戦争を起こしたんですよね。2014年のマイダン革命を主導したのはネオコンで公になってるわけですね。ジョージ・ソロスが資金面で援助して実際現場で指揮したのが今の国務次官のビクトリア・ヌーランドでしょ?これは映像と音声に残ってる。彼女も否定してない。中略 プルシェンコ大統領とプーチン大統領とドイツの首相メルケルとフランスのオランド大統領の下でミンスク合意が結ばれた。ミンスク合意のポイントは当時当ウクライナでドンパチが行われていたわけですね。ロシア系住民に対してウクライナ政権側が攻撃してた。それをやめさせると、ロシア系住民が多い地域に特別の地位を与えるという交渉を開始するという事で合意してたんですけど、マイダン革命を主導したジョージ・ソロスが噛み付いて破棄すべきだと。欧米諸国はウクライナに軍事支援すべきだと。それから軍事支援がずっと行われて生物兵器研究所が確か12、3出来てるんです。一つはどの国にもあっていいんですよ。だけど何で13も必要なの、と。とにかくジョージソロスが言うようにウクライナは2014年以降軍事基地になっちゃったんですよ。だからプーチンさんは去年の2月に攻撃したんですよね。

 

一部の保守派の人も間違っているんですけど、プーチンさんはキエフを陥れようとしてないんですよ。だから特殊軍事作戦なんです。擁護のし過ぎかも知れないけど、ロシアにはそういう言い分があるんです。欧米のメディアは何も伝えようとしなかった」

 

saya

「先生のお陰で、いわゆる民主主義対武力による現状を変更する国家との戦いだ、と一方的な見方だけではないと私達も教えて頂いたんですけど」

 

馬渕

「要は武力によって変更していったのはアメリカじゃないんですかって、テロとの戦いの名の下に空爆したわけでしょ。イラクに持ってもいない核兵器を持ってるとか言って空爆してフセインを追放したわけでしょ」

 

saya

「そういう裏側にはやはりアメリカの中に紛れ込んでいるDSの存在が大きかったと」

 

馬渕

アメリカを影から支配するDSがアメリカを使ってそういう戦争をずっとやってきてるんですよ。DSが操った戦争というのが第二章にありますよ、それを読んで頂ければわかります」

 

saya

「最後なんですが、次の大統領選挙の見方なんですけども、DSが潰そうとしてるトランプさんはどうなるかというところで」

 

馬渕

「予想することは難しいんですけどもね、今はDSは民主党はバイデンでいくと」

 

saya

「でも先生、ロバート・ケネディJrが出馬表明してます」

 

馬渕

「出馬表明してますけど、民主党で絶対になれない。なれるはずがない。トランプさんの副大統領になるんだったら別かも知れないけど。DSの戦略っていうのはね明確でトランプ以外だったら誰でもいいという事です。デサントスが出馬表明したでしょ。デサントスはネオコンですからね。ブッシュファミリーに育てられた人でしょ。これからも共和党の指名争いで出てくるでしょう。一つの構図はDS派の2人が出てきて、従来のスタイルです。トランプ、ヒラリーよりも以前のアメリカの大統領選挙は基本的にこれだった。それが又再現されると。そうするとDSは左団扇でいいわけですね」

 

saya

「日本はこのままついて行っていいんでしょうか…」

 

馬渕

「DSが今後アメリカの支配権をずっとここ数年握ると確証があれば、日本も何とか生き延びる為にアメリカさんの仰る通りにやりますというのは政治家としての岸田さんの一つの選択かもしれないけど、DSがどうなるかって事はまだわからない。来年の選挙がどうなるか。この本の帯にもありますけど、これからDSのウクライナでの失敗に世界が翻弄されると。日本も翻弄されるんです、これから。もう失敗しちゃったわけですね、だからこれからどこかで戦争を又始めるって事ですよ、新たな。常識的に考えられるのは中東か東アジアです。という事は1950年の再来になるって私は言ってるんです。あの時に、韓国と台湾の安全はアメリカは関与しないと」

 

saya

「東アジアの戦場がこの本の中では、私からすると凄い思いがけない場所だったんですけど。今言われている保守派が台湾有事だと言ってる中で先生は違う見立てをされている」

 

馬渕

「台湾はもうその時からシナのものなんですよ。中華人民共和国を作ったのはDSですからね…。これは私以外にも多くの方が言っています…習さんにしては台湾を取ったって手柄にならない…。G7は主役はグローバルサウスで、脇役は場所を提供した日本だったと」中略

 

saya

「この厳しい現実を馬渕先生の口から皆さんにしっかりと伝えて頂ける機会、非常に貴重だなと思いますけれどもこの本を読めば物の見方っていう一つの尺度をしっかり与えて頂ける本になっていますので…」

 

※ディープステート=DS

※グローバルサウスとはインドやインドネシア、トルコ、南アフリカといった南半球に多いアジアやアフリカなどの新興国・途上国の総称で、主に北半球の先進国と対比して使われる。

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流れ星漢字間違っているかも知れないので気づいたら教えて下さい。