- 常に食べ続ける必要がある: タツノオトシゴには胃(食べたものを蓄える器官)がありません。
- 栄養の吸収効率が悪い: 消化管が短いため、食べたものをすぐに排泄してしまいます。
- 1日複数回の給餌が必須: 野生では常にプランクトンなどを捕食していますが、飼育下では1日2回以上の給餌を怠ると、すぐに痩せて餓死(ハンガーストライキ状態)してしまいます。
タツノオトシゴの家庭飼育で2年維持できるケースは決して多くありません。
「2日に1回」という給餌ペースでも2年間生きられた理由は、水槽内の環境がタツノオトシゴにとって奇跡的な好条件を満たしていたためと考えられます。具体的には、以下の3つの理由が重なっていた可能性が高いです。
## 1. 水槽内に「天然の生きた餌」が自生していた
もっとも有力な理由は、水槽内のライブロック(岩)やサンゴ、砂の中に、ヨコエビやプランクトン(微生物)が大量に自然繁殖していたことです。
タツノオトシゴは飼い主が餌をあげていない間も、水槽内を探索してこれらの一生懸命動く微小な生き物を常に自給自足(おやつ代わりに捕食)していたと考えられます。
## 2. 水質が常にクリーンに保たれていた
餌の回数が2日に1回だったことで、逆に「水がまったく汚れなかった」という大きなメリットが生まれていました。
タツノオトシゴが死ぬ原因の多くは水質悪化による病気です。給餌量が少なかったために水槽内の有害物質(アンモニアなど)が溜まらず、タツノオトシゴにとって常に病気になりにくい清潔な水環境が維持されていました。
## 3. 個体が「省エネモード」で暮らせていた
水槽内の水流が穏やかで、尻尾をがっちり固定できるお気に入りの場所(サンゴや岩)があったのではないでしょうか。
無駄に泳ぎ回る必要がない環境であればエネルギーをほとんど消費しないため、少ない餌の量(カロリー)でも十分に体力を維持して生き残ることが可能です。
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何故かお褒め頂いてますが
水が悪くなると調子狂うと思い
餌の量はそこまで多くなかったのですが、
2024年12月に(ブログより)迎えてお店に半年以上
いて、野生ではどれくらいなのかは解りませんが
約二年以上くらいだとは思いますが、悔やまれます。
かなり、元気に泳ぎ回っていたので解りませんでした。
ただただ、自省。
飼育化の方が、長生きする魚だけにしていきたいとこ。
海水は難しすぎるので暫くは、今のいる子と
珊瑚だけにしようと思います
忘れることはないでしょう。
ご冥福をお祈りします。

