建築へのTLS(地上型3次元レーザスキャナ)の応用 | 3D森林情報のwoodinfo

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最近、知り合いの建築家と一緒に、TLSの利用によって
設計業務が効率化できるかについて検討しました。

点群データや断面データでみるとおり、南北の道路に挟まれ、
かつ高低差のかなりある敷地です。
設計的には、面白い設計が出来る案件です。 
先ずは、当然ですが、確認申請時の敷地測量の代わりとなりえるのか。
これについては、確認申請の図面作成要件として
TLSはまだ認められていないので、将来性について検討しました。 

計測時に境界マーク(あるいは杭)の近傍で当然計測するので、
どれ位の精度が出るのかが一つの判断材料ですが、
トータルステーションとの差は1/1000以下なので、
ほとんど問題は無いと思われます。
それ以上に高低差については、何処にベンチマークを置くかで
設計上ややこしくなる可能性があるのですが、
逆に3Dで高低差は一目瞭然。 

道路の何処を利用するかなど、住宅設計を3Dで行えば、
樹木との干渉チェックや、動線なども非常に検討しやすく、
かつ施主へのプレゼンも効果的です。
それ以上に、窓の位置や大きさなどにより
、敷地内の樹木の見え方等も事前にチェックできます。 

今回はこの他、樹木の整備も、設計される住宅との関連で検討しています。 

 

 

 

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