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三彩水鳥文壷
京都・・明治?昭和

水鳥などの文様を線彫りし、緑、茶、紫の色釉を施す
高台内に印刻で円の中に「東山」字の銘が記されている
東山は初代宮永東山〔1868?1941〕か
畳付には窯道具跡が4ヶ所あり、また高台に流れた三彩釉を
擦り落とした跡がある


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染付芦雁文鮑形三足皿
滋賀・・彦根・湖東焼・・明治

底部にコ形の足が3ヶ所に付き、染付で「湖東」の銘がある
湖東焼は滋賀県彦根市で文政12年〔1829〕に開窯した磁器窯
沢和山焼・沢山焼とも呼ばれた
天保13年〔1842〕には彦根藩の藩窯となる
文久2年〔1862〕に閉窯するが、その後再開して明治28年〔1895〕まで続いたそうです


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鉄絵梅文大皿
京都・・京焼・・19世紀