自走式4WD草刈機のスパイダーモアの刈刃が回転しなくなりました。
クラッチ部分の蓋を開けてみるとベルトを押さえるプーリーの片方が取れています。
アームを外してみると、有るべきベアリングが有りません。
農機具屋さんに修理に出すと何万円も掛かりそう。
純正のテンションプーリーと云うパーツをネットで調べると約3,000円+送料。
もっと安く直せないかとYouTubeで修理動画を探してみると、ベアリングだけを替えられるみたいなので早速挑戦してみました。
使った道具と部品です。
左:ラチェット眼鏡レンチ、中央:スナップリングプライヤー。
右上:スナップリング、右下:ベアリングです。
左が壊れたテンションプーリー、中央が壊れてボールが無いベアリング、右が購入したベアリングです。
左がテンションプーリーにベアリングを組み込んだ状態です。
中に入れスナップリングで固定します。
テンションアームにプーリーを取り付けスナップリングで固定します。
ナイフ入切レバーを入りにしてみます。
テンションプーリーがしっかりベルトを挟みます。
切りにすると戻ります。
完璧に修理出来ました。
掛かった費用はベアリング10個入580円、スナップリング3個入158円で738円でしたが、それぞれ1個しか使わなかったので今回分としては80円弱でした。
スパイダーモアはこの部分がよく壊れる様なのでプーリー毎交換するみたいですが、少し知識と技術が有れば安く直せます。但しプーリーから壊れたベアリングを外す事が超難関です。
ついでに普通の草刈機のグリスアップを行いました。
此処で初めて気付いたことが、意識した訳では有りませんが、我が家の草刈機は色が信号機でした。(笑)
グリスガンで注入出来ると簡単ですがグリスニップルでは無く普通の穴なので、手で注入します。
近直、グリスニップルに交換しようと思います。
草刈機専用品が200円ぐらいで売っています。
ココのグリスアップを怠るとギヤが焼け付いてダメになっちゃうので頻繁にメンテしましょう。