お疲れ様ですWOOD赤松です。

無垢フローリング　樺桜（バーチ）　オスモカラー　つや消し仕上げです。

オスモカラー安定のザラザラ仕上がりです。

昔はこのまま出してたのですが、当然問い合わせが来ます。

「ザラザラなんですけどなんですかこれ？」的な

なので、最近は800番や1000番で撫でるようにザラザラだけ取ります。

ザラザラ部分をそれなりに取ってもツルツルにはなってません。

塗装直後にあまり力を入れると折角の塗膜が削れちゃいますからね。

ツルツルをご希望の方はご依頼時にお伝え頂ければツルツルに仕上げることも可能です。400番か600番で仕上げます。

当然ながら少し塗膜を削ることになりますが・・・

以前サンプルもザラザラの状態で出したら、業者様からおたくのサンプルザラザラで、他社はツルツルなんだけどどういう事だと聞かれたこともあります。

オスモカラーの塗料の性格・仕様を説明して納得頂き当社を選んで頂きました。

ただし、ツルツルに仕上げて欲しいとの要望があり、ツルツルに仕上げたらツルツルすぎて危険だとクレームが来たこともあります。カルナバ蝋とカンデラリ蝋が特に初期はガッツリ効いてるので、硬木は特にツルツルになります。

さて

UNI　1820×90×15　プレミアム

プレミアム＝工場製造グレード：Aグレード

樺桜のAグレードはほんと綺麗ですよね。

杢目も優しく、癖も無く、毛羽立ちもなく、ササクレも無く、価格もオークなどと比べて高騰してないし。

しかしながら、人気はあと一歩、栗もそうですがこの2樹種非常に綺麗な仕上がりなのにオークの半分も売れないですね。

1/3以下？1/4以下かも・・・・1/5か

売れないと言えば、これリングア

画像は無塗装　150㎜幅　プレミアム　乱尺

カリン系の樹種で安定性も良く、OPCで提供可能なのにリーズナブル

イエローカリンとも呼ばれ、部分的に本カリンのような赤い部位もあるが大半がライトブラウン系

比重も本カリンと比べて非常に軽く同種か？と少し思ったりもします。

安定性も良く、OPCや幅広材にしては非常に魅力的な価格帯

オークと比較して圧倒的に人気が無いのは知名度でしょうね。杢目もしっかりして安定性もあり個人的にはかなりお気に入りの樹種です。

最近サンプル依頼も多くなり、そろそろいい感じになりそうな予感です。

さて、話は戻し

オスモカラー2回塗り。自作の乾燥組木。

自作と言っても余ったり、瑕疵のあったフローリングをカットして角材と組み合わせただけです。

UNIを使ってるので、数年したらUNI部分がポッキリ折れたりします。さすがにOPCは使えない・・・

話は最初に戻り

オスモカラー塗装のザラザラ解消方法

・超仕上げの材に塗る：海外に良くあるやつ　×

・拭き取り塗装をする：これも海外でよくあるやつ　×

→この2つ多いですねーーー。絶妙な拭き取り塗装はありかもしれません。

絶妙とは：飽和充填式塗料なので、飽和状態だけ拭くという神業

・1回目塗装乾燥後、綺麗にサンディングする

→個人的感想：オスモカラーはカルナバ蝋とカンデラリ蝋がワックス成分で、これを研磨すると2回目浸透しないのではないかと思ってます。ただそれはそれでありなような気がします。今度オスモカラーの営業に聞いてみましょう。

・2回目塗装乾燥後、綺麗にサンディングする：これはオスモカラーも公式にOKと言ってるので問題無いでしょう。ただし塗装直後はまだ脆弱なため過度な研磨はどうかと・・・優しくザラザラ取るレベルが理想かと思います。

ザラザラ取ると白い粉を吹くのでウエスでさっと拭き取りましょう。

GWは表向き休みですが、塗装作業が多く実際は動いてますので

カットサンプルやお見積りも受け付けます。

ただし、配送はお休みです。

樺桜（バーチ）が仕上がりました。オスモカラー塗装です 安定のザラザラです。