UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝! | 毛利 都亜の食べ歩き&スポーツ三昧!

UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝!

今回はUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシー戦です。


会場はルズニキ(モスクワ)旧レイニースタジアムでの試合となりました。


なおUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝での同国対決はレアル・マドリーVSバレンシア、ACミランVSユベントスに続いて3回目となります。


観客数は67,310人でその内の約4万人はイギリスからのサポーターとなりました。


マンチェスター・ユナイテッドのスタメンは、GKファン・デル・サール、DFパトリス・エヴラ、リオ・ファーディナンド、ウェズ・ブラウン、ネマニャ・ヴィディッチ、MFオーウェン・ハーグリーヴス、クリスティアーノ・ロナウド、マイケル・キャリック、ポール・スコールズ、FWウェイン・ルーニー、カルロス・テベス


チェルシーのスタメンはGKペトル・チェフ、DFアシュリー・コール、ミカエル・エシアン、リカルド・カルヴァーリョ、ジョン・テリー、MFクロード・マケレレ、フランク・ランパード、ミヒャエル・バラック、FWジョー・コール、ディディエ・ドログバ、フローラン・マルダ


主審はルボシュ・ミヘル(スロバキア)で現地22時45分キックオフで試合が始まりました。


前半開始早々はお互いに互角の試合展開でしたが、徐々にマンUがペースを掴むと前半26分に右サイドのブラウンのセンタリングをC・ロナウドがヘディングでゴール右サイドに決めて1-0と先制します。


その後もマンUが攻め続けるもチェルシーのGKチェフの好セーブと、さらにはテリーとマケレレの好判断でピンチを防ぐと前半45分右サイドのエシアンのミドルシュートがマンUのDFに当たって跳ね返ったところをランパードがボレーシュートを決めて1-1の同点となり前半を終了します。


後半に入るとマンUの中盤からのプレッシャーが少なくなり前半とは逆にチェルシーが押し気味に試合を進めまて行きます。


さらには後半の中ごろからはお互いに運動量が落ちてきたため、中盤にスペースが出来てゴール前で多くのチャンスが生まれるようになりますが、シュートが決まらず後半42分にマンUがスコールズに代えてライアン・ギグスを投入しますが1-1の同点のまま90分が終了します。


延長戦に入ると延長前半2分にチェルシーがマルダに代えてサロモン・カルー、延長前半9分にコールに代えてニコラ・アネルカ、マンUも延長前半11分にルーニーに代えてナニを投入してお互いに流れを変えようとするも雨が強くなったピッチは各選手のスタミナを奪って足が止まり、チャンスらしいチャンスはチェルシーのランパードのシュートがゴールポストを直撃したシーンぐらいで試合は進んで行きました。


延長の後半に入ると選手の運動量がガックと落ちパスミスなどが目立ち、さらにはフラストレーションが最高潮と達した時にテベスのプレーから両軍の選手が小競り合いとなり、その中でドログバが相手選手の顔面を小突いたプレーで退場処分となってしまいました。


確かに各選手共に疲労困憊の死闘を展開していた中でのくだらないドロクバのレッドカードは醜い試合へと変えてしまった事は事実です。


また今日の試合はクラブ同士の最高峰の試合にもかかわらずブラジル人選手が一人も出ていない珍しいゲームだったのですが、延長後半ロスタイムにマンUがブラウンに代えてアンデルソン、チェルシーがマケレレに代えてベレッティと2人のブラジル人がやっとピッチに立ちました。


試合の方は延長戦に入るも決定力に欠き1-1のままPK戦に入ります。


PK戦はマンUの先行で始まりました。


マンUはテベス、キャリック、C・ロナウド、ハーグリーヴス、ナニの順番で臨むも3番目のC・ロナウドがチェルシーGKチェフに止められチェルシーはバラック、ベレッティ、ランパード、コールと4人が決めて5人目のキャプテンのジョン・テリーが決めればビックタイトルを手中に収められたところを・・・


何とテリーが軸足を滑らして右ポストへと外してしまいます。


その後はサドンデスとなりマンUはアンデルソン、ギグスと決めるもチェルシーはカルーが決めて7人目のキッカーのアネルカがマンUのGKファン・デル・サールに止められて万事休す・・・


試合直後C・ロナウドが号泣するもチェルシーに取っては返す返すも後半からの自分たちの流れの時にゴールを決められなかった事が悔やまれる試合だったと・・・


強いてはFoot!でマリーニョさんが言っていたチェルシーのアヴラハム・グラント監督が選手をまとめる力はあってもモウリーニョ見たいに流れを変えるような的確な選手交代が出来る監督では無いと言っていた事が現実味を帯びてしまいましたね。


取りあえず今年の12月のFIFAクラブ・ワールドカップのヨーロッパ代表はマンチェスター・ユナイテッドとなりました。


FIFAクラブ・ワールドカップの開催も日本の横浜での開催は今年が最後になるかも知れませんので、第1回大会から去年の第3回大会まで見ている毛利は当然今年も観戦に行かせて頂きま~す!(^^)!