悪性黒色腫(メラノーマ)になった直接的な要因は、エステで行った光脱毛といってほぼ間違いないのですが、医学的には過去にも例がないことなのです。
けれども主治医の先生は、光に当てられて変化したホクロの様子を聞いていると、ほぼ間違いないと思われたらしく、興味を持っていただいてたようで、症例論文として取り上げていただき、論文もすでに書かかれています。
私は今、訴訟の最中で、少しずつ進んでいます。
エステの光脱毛で誤ってホクロに照射しただけでも、悪性になる可能性があると、少しでもわかってもらいたくて、訴訟を起こしました。
それは消費者もエステ業界も皮膚科の先生たち、それに弁護士側の人にもわかっていてもらいたいからです。
今までの医療訴訟からもそういった内容はないのです。
弁護士さんには本当によくしていただいて、感謝しています。(この件に関しては、だいぶ赤字なんですけどね~なんて言われています)
でもこの弁護士さんに会うまでは、本当に苦労しました。
現状をわかってもらいたくて、まだ痛む足であちこち行き、電話をかけまくっていました。
消費者センター何件か、厚生労働省、県警、警察署、保健所など。
そして主治医の先生に何度も相談や話を聴きに行きました。
無料弁護士相談、他にも弁護士さんに相談しようとしましたが、なんとエラソーで扱いの悪いこと。
無料弁護士さんには軽くあしらわれてしまったのです。
屈辱でした。
そんな中、紹介で今の弁護士にお願いすることができ、初めて親身になって聞いてくれたのです。
その弁護士さんが、
「調べれば調べるほどおもしろくなっていて、僕自身の勉強にもなっている、もし1審がダメだったとしても控訴できる内容だ」と言ってくれました。
先生からは医学的な信用性のある内容も聞けました。
色素が抜けて、色が黒くなってきたこと自体、メラニンに影響を与えたそのものだと。
大学病院で症例論文は出来上がっているのですが、まだ発表はされていません。
訴訟になっていることで、発表する時期を遅らせていると聞いています。
それはこの症例論文が訴訟で取り上げられると、あまりにも大きな影響を与えるからだそうです。
だいたいどのような影響を与えるかは、想像がつくと思います。医療関係、エステ関係………………
私が出る幕は最後の証人尋問のみなので、あとは何もしないでいます。
ホクロが変化した時は注意してもらいたいこと、光脱毛であってもこういったケースがあることを、頭の隅にでもおいていてもらえれば幸いです。
また真実をわかってもらいたくて、最後まで諦めないことが、希望の光となり、ここまでくることができました。
先生のご協力がなければ、ここまでくることはできなかったと思います。
来年には判決が下されると言われているので、また報告させていただきますね。
ここまで来るのにたくさんの人にご協力とお言葉をいただき、感謝しています。
ありがとうございます!