石鹸と皮膚の常在菌については、何度も登場しています。
この皮膚の常在菌は、主に表皮ぶどう球菌とニキビに関係するアクネ菌とのバランスで成り立っていて、
この菌の産生物質が皮脂膜を作り、弱酸性を保ち、外からの細菌が侵入するのを防いでくれます。
また皮膚のバリア機能でもあり、外からの刺激も防いでくれます。
そして有害物質や紫外線、酸化からも守ってくれます。
この常在菌がうまく保たれた状態だと、どのくらい紫外線をカットしてくれるのでしょうか・・・
紫外線には波長の長さで3つに分類されますが、UV-Cはオゾン層でカットされます。
UV-AとUV-Bのカットする力とは、UV-Aは89%、UV-Bは94%紫外線をカットしてくれるといいます。
日焼け止めでもこれほどカットしてくれるものは、なかなかないと思います。
どうせなら100%カットしてくれたらいいのに・・と思ってしまいますが、ここがよくできた人の持つ機能。
骨に必要なビタミンD3は、紫外線を浴びて皮膚でつくられます。
そうこのビタミンD3をつくるためにあえて、紫外線を100%カットしないように備わっているのです。
この天然紫外線カットの力をうまく利用するには、常在菌をうまく皮膚に育ててあげればいいことになります。
常在菌をうまく育てる方法は・・・・石鹸を使わない!ただそれだけです!
詳しくは、テーマ=皮膚についてからごらんください!