五感のうち体の中に取り込まれた気が食べ物と一緒になって潤わせるものとして
視覚、聴覚、嗅覚、味覚の四感は、化学物質などにより感覚が鈍りますが、
あと一つの感覚である触覚は肺から直接気を潤わせます。
触覚を感じる皮膚は石鹸などの合成界面活性などを含む化学物質などによって
敏感になると書きました。
通常は肺から取り込まれた気は食べ物と一緒になるものと、直接皮膚に気が回るものとがあります。(これを陽気という)
また正しい状態では常在菌が皮膚を多い、皮膚がいい状態で保たれるはずですが、これを簡単に取り去るのが石鹸、とくにボディーソープは強いです。
そうなると層を一枚はがされることになり、知覚を感じる皮膚はダイレクトに感じてしまうことになります。
最近の化粧品を見てもわかるように、脂性肌用のものは以前と比べぐーんと減り、逆に乾燥肌や敏感肌用のものが増えています。
お客さんのお顔のお手入れをしていても、それは実感しています。
私の顔の皮膚は薄く、乾燥、敏感肌でしたが、体は比較的潤っていました。
マッサージに行っても、よくお手入れをされていますね~といわれたこともありましたが、
何も塗っていないし、なぜそういうことを言うのかわからなかったのですが、
それはあまり石鹸でごしごし洗っていなかったので、まだ乾燥しにくく比較的潤っていたため、そういわれたのだと思います。
顔はクレンジング、洗顔をしていました。
このように顔は乾燥し、体は潤っているのは、石鹸類で毎日洗っているかいないかの差だったのだと思います。
今は顔も体も石鹸類を使わなくなると、どちらも乾燥なしで、顔も敏感に感じることがなくなりました。
敏感肌の原因はいろいろあると思いますが、乾燥していると角質のバリア機能が低下し、
乱れた角質層の隙間から刺激物が侵入することで、敏感に感じてしまうことがあります。
敏感肌と石鹸・・・・関係していると思います・・・