緩和ケアアロママッサージ…クリスマスにかける思い | ☆ハワイ旅行記を中心とした旅行ブログ☆

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ハワイって、なんでこんなに楽しいんでしょうね!ハワイ出張マッサージのオーナー、日本で個人サロンをやってます!ハワイは観光で行くのが1番楽しいわぁ〜と実感

赤十字病院 緩和ケア病棟でアロママッサージを行いました。





印象的だった男性の患者さんは、60代で肺がんを患っていらっしゃいました。


お好みの精油があるか聞いてみると、花の香りがいいと言われたので、


イランイランとローズウッドをブレンドし、香ってもらうと、ニカっニコニコと笑顔になられました。


マッサージを始めると、
「ああ~気持ちいいわぁ、うれしいわ!!


と言ってくれたかと思うと

「俺、死ぬ身やねん。体が落ちてきてるのがわかるんや。


余命1か月と言われて、明後日でちょうど1か月目になる。もうあかんわ。」


と言われ、


「息子に来てほしいねん、今まで1回しか来てくれてないわ。


息子は、もっと俺からいろんなことを教えてもらいたかったみたいや。
それが気にいらんのやろうな…」


と言われました。


いろいろな話をし、最後に

「私、また来月に来ます。だからその時にはクリスマスプレゼントでマッサージを長くさせてもらいますので、楽しみにしてて下さい。」
と目に力を込めて言いました。


「来月かぁぁ…おらんやろうなぁ」
とおっしゃいましたが、
「必ず来ますので」
と言い部屋を去りました。


クリスマスプレゼントで去年のことも思い出してしまいました。


肺がんだった人に、クリスマスプレゼントでアロマスプレーを渡すと、ものすごく喜んでくれましたが、それが最期になったことを思い出してしまいました。


緩和ケアに来ると、《命》について考えさせられ、改めていろんなことに《感謝》することを実感させられます。


いろいろなことを考えさせてくれ、患者さんに喜んでもらえるこのボランティアは、できる限り続けていきたいと思っています。