ウインターグリーンとはツツジ科で、
アメリカン・インディアンがお茶として飲んでいたそうです。
地面に這うように生えるもので赤い実をつけるようです。
成分はサリチル酸メチル99%で、この成分は鎮痛消炎用の張り薬にも含まれます。
リウマチや筋肉の痛み、頭痛など熱や炎症を伴う痛みに良いといわれます。
アロマセラピーでは、痛い部分に局所的に使用することがすすめられます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/f1/e3/10107477084_s.jpg?caw=800)
2本ともウインターグリーンです。
皮膚から吸収されたサリチル酸メチルはサリチル酸になります。
サリチル酸メチルは化学的にはアスピリンと同じです。
そのため大量に使用すると肝臓に対する毒性も高く、皮膚に使用しても大量に使うのは避けたほうがいいです。
また80-160滴が子供の致死量だといわれています。
精油を使用してはいけない人は、ワーファリン、アスピリンなどの血液凝固阻止作用のある薬を服用している人、
出血している人、血友病患者、血液の固まりにくくなっている人、アスピリンアレルギーの人にも皮膚に塗る場合でも使用をしてはいけないといわれています。
安易に使うのは危険が伴うので、精油を購入した際にアロマセラピストに聞いてもらうといいと思います。
大阪大学医学部の教授にハンドマッサージをさせていただいた時も、このウインターグリーンを使いました。