偏頭痛患者は、全身的にセロトニン代謝が障害されている・・・とランセットの論文にある。
セロトニンは、偏頭痛の血管説の中核といわれる物質であり、
セロトニン濃度を急に低下させるものは、すべて頭痛を起こす。
またセロトニンは太い血管を収縮させ、細い血管を拡張させる。(偏頭痛は全くこれの逆)
従ってセロトニンが減ると偏頭痛になり、偏頭痛にセロトニンを投与すると偏頭痛が治まる
・・・偏頭痛患者症例報告より・・・
アロマの精油でいうと、ネロリ(ミカン科)・カモミール(キク科)・ラベンダー(シソ科)・マジュラム(シソ科)
などが、セロトニンの量を高めると言われている。
頭だけにとらわれず、鼻から皮膚から、肺から精油成分を吸収するアロマセラピーのマッサージ
をするのもいいと言える(できるだけ全身がよい)
セロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンから作られる。
そのため食べ物からセロトニンを補うこともできる。
偏頭痛と食べ物。
一見関係ないように思えるが、食べ物から治療可能だということもいえる。
そういったことを含めた分子整合栄養医学のセミナーが関西医科大学で行われる。
後日ブログにのせる予定