腸内細菌は、食べた物を分解して消化するときに
体に必要な栄養素を作り出したり、
体に不必要な毒素を体の外に出したりする。
腸内細菌というと、ビフィズス菌が有名であるが、
他に解明されているだけで
１００種類以上、１００兆個とも言われる。
腸内細菌が活性化すると免疫力が上がってくることがわかっているのは、
人間の免疫細胞の７０％が腸にあるためだといわれている。
腸は免疫細胞がたくさんあるので、腹巻をして温めるのは
とても体にいいこと！
また腸は脳の神経伝達物質で精神が安定するセロトニンなどの
生産・分泌も行っている。（これらはうつになると減少する）
（セロトニンは95％腸内で生成され、必須アミノ酸トリプトファンを原料とする）
人間の進化上、脳（特に大脳辺縁系）と腸の関係が深いこともわかっている。
（詳しくは、著書 これだけで病気にならない 西原 克成 を参考に）
腸内環境を良くすることで、免疫が上がり、
アトピーや花粉症などの慢性疾患の改善にも効果があり、
精神のバランスもとりやすくし、脳の改善にもなる。
便秘をすると、活性酸素が多く発生し、肝臓に負担がかかる。
さらに便秘をすると大腸がんや乳がんだけでなく、認知症の発症の確率も高くなる。
腸と脳とは関連深いので納得できるだろう。
お腹を温め、食べ物にも気遣い、
さらに食物繊維、プロテイン、乳酸菌などのサプリメントで補給もし
腸内環境を整えて、病気にならない健康な体へGO
