裏庭の悪い虫たち、BBBなツーリング2
梅雨明け早々に日差しが真夏。 体が馴染んでいないうちは気を付けないとね。
溶けてしまわないように。
どうした、いつもの場所がわからないのかい?
いいえ、いつもの場所は分かるのです。
先輩に負けまいと逸る気持ちはあるのですが、体が置いてけぼりなのです。
ボクに残された選択肢は、木陰に逃げるか、溶けて印と成るかだけなのでしょうか?
この地の印と成るも退くも虫の生きざま。 君の選んだ道を我々は尊重するさ。
青い空を眺め、澄んだ心でおてんとうさまに問いかけてみてはどうだろう。
B(ビッグ)な決断を下す、その前に。
おてんとうさまに相談なんて
加速度上げて、印に成るに一票なのでは・・
あれれ? 何だか溶けてないような、むしろ補われているような感覚がします!?
そうか、ボクは思い違いをしていたようです。
これは悲しい涙じゃなく、B(ボディー)を潤す、リサイクルエナジーだったのですね!
ボクの溶け消える場所は、ここじゃなかったんだ。