今年もあと少しで終わり。

 

今年は、15年ぶりくらいに、日本画を始めた。

 

事の始まりは、元旦から、期間限定ぷっちょを食べたせいで、歯の詰め物がいきなり取れたことから。

実はこの数週間前にも、キャラメルを食べてここの詰め物は取れていた。

 

歯の不調は他の歯にも及び、今年の半分は歯科医院とお付き合いすることに。

 

ある日、そこの待合室で、偶然、日本画の会の大先輩にお会いした。

そして、勧められるままに 5月から再入会することに。

 

出会いって不思議。

この日が無かったら、私は死ぬまで日本画を描かなかったかもしれないから。

 

そして県展にも出品する機会も得られて、とても勉強になった。

 

絵について、もっと自分の描きたい描き方で楽しみたいと思った。こう思えたのは進歩だ。

人生には、謙虚な学びの姿勢が大切だから。

 

そして、今年一番の発見!!

 

ヤモリの鳴き声を聞いたこと。

 

爬虫類は声を出さないと思い込んでいた。

虫のように鳴くなんて思ってもいなかった。

 

落ち葉の下に隠れていた可愛い3センチあまりの子ヤモリ。

落ち葉を掃除していたから、避難させようとちり取りで安全な場所に誘導しようとしたら、

 

「チチチッ」と、ネズミのおもちゃみたいな声で小さく鳴いた。

信じられなくて、もう一度触れてみたら、もう一度「チチチッ」と鳴いてくれた。

 

何て愛らしい。

 

太古の恐竜も、ひょっとしたら、小鳥のような可愛い鳴き声を放っていたかもわからない。

ありがとう、ヤモリ。