あんにょーん♡
おげんきですか?
湿気にやられてませんか?
さて、突然始まるパンちゃん劇場
『ちょ、ミンギュ、私のカメラ返して!』
【ヌナ、いいの見つけたじゃん!】
『でしょー!ビンテージものって聞いたからちょっと心配だったけど、結構いい感じで撮れるんだー。味があるっていうのかなぁ。すぐ気に入っちゃった。』
ミンギュとウォヌは私のカメラ師匠。
ウォヌに片思いしていたあの頃、共通の趣味をもちたくて、写真に興味があるフリをしていたけど、
記憶に残せない一瞬を切り取る面白さにすっかりハマってしまい、今回少し背伸びして上級者向けカメラを手に入れた。
【これ使いこなすの難しいよ】
『大丈夫!ハードルが上がるほど燃える!いっぱい練習してウォヌをびっくりさせてやるんだ。ミンギュ、ちょっと被写体になって。』
この前、ウォヌとデートがてら人物像の撮り方を練習したばかり。
【ウォヌヒョンからどんな風に教わったの?】
『えーっと、 人を撮る時はレンズの絞りを開放して、そして背景をぼかして…』
カメラを構え教わった通りにするけど、光の加減がなんとなくしっくりこない。
『ねぇ、ミンギュ、そこ暗いからもっとこっちにきて。』
ファインダーを覗きながら声をかけるけど、【うん…】と下を向いたまま動かない。
私はカメラを構えたまま前後左右に身体を動かし、ミンギュの表情がよく映る光を探す。
もう少し近くに寄った方が顔の陰影がはっきりでるかな。
『ね、ミンギュ、こっち向いて』
【ヌナ、もうやめよ。】
彼の大きな手が私の手首を優しく掴む
【写真撮らないで…】
『えっ、どうしたの?』
【ヒョンには見せられないよ…】




