お寺の坊さんのことをぼんさんと呼ぶ


毎年8月15日、つまり今日、


ぼんさんがお経をあげに我家にもやって来る


頼んでもないけどそれが決まりごとらしい


何年か前、寝込みを襲われた


6時半ごろやってきた


盆の休みに・・・絶句した



以来、油断大敵と、早起きをして待ち構えるのに


10時だとか、11時にやって来る日もあって落ち着かない


今日もまだだ



我家の係りのぼんさんはとぼけている


30代くらいの夫婦だが


旦那さんは立ち上がる時に袈裟を踏み破って母が安全ピンで応急手当をしたことがある


お経は超短く、お布施に見合った時間を稼ぐべく、余りを自分の家の世間話で補うようなふうである


法事の時間も忘れそうで心配なほど


奥さんはよくしゃべる


仏教についての見識を並べ立てる


少し平民にはそぐわぬようだ


極めつけの去年は仏教大学だかの学生を連れてきて


練習させて欲しいとのたもうた


いったい大切な日なのか、お布施集めの精神なのか


さっぱりわからない


でも、そのくらいでいいのだ



今日はいったい何時に、誰が来るのか?


スリルとサスペンスである