今日は兄の誕生日

50歳である

わけあって一人暮らし


一人息子がこの春巣立ったので寂しさを噛み締めながら暮らしているに違いない


妹の私が言うのもおかしいが、こんなに情に厚い人間は少ない

困っている人を見かけると自分の用事をほっといても手を貸す

いい男である・・・・が、女っ気がないのはその風貌によるものが大である


おしゃれには一切興味なし

そのへんにあるものを身につけるのでいつもトンチンカンな格好をしているが

私は年を重ねるごとにこの兄が大好きになっている


遠いこの場所でどうか心豊かに暮らしてくれますようにと祈るばかりである


当の兄は私のことを心痛めて案じているに違いない

長男の嫁として姑に仕えながら、大家族の中でわっさわっさしながら毎日をおくる姿を想像してふびんに思ってくれているらしい


だから、帯に短しタスキに長し。である


誰か兄のところに送り込めば丁度バランスとれるのになあ


などと思いつつ、こうして平穏に笑って暮らせることに感謝である


ありがとね、みんな。


ちなみにあと3日すると私の誕生日。

47歳。