愛犬との暮らしをもっと豊かに楽しくするために その2
リフォーム市場の8割は50歳代以上。
「子供が巣立って、夫婦二人となり、ライフスタイルが変わったので住環境も変えたい。」
そういう動機が大変多いとか。
そんな話を聞いたのが一昨年の1月。
ある大手のリフォーム系企業の社内プロジェクトへの参画を要請されて出席した会議でした。
「子供が巣立って、夫婦二人きりとなったので、寂しいから犬を飼いはじめた。」
このような50歳代の夫婦は全世帯のおよそ3割。
まったく同じ層の同じような動機。
これが一つのきっかけでした。
団塊の世代のアンケートでは老後犬を飼いたいかの問いにおよそ4割が飼いたいと回答。
まさしく、中高年齢の犬の飼い主は増え、その層はリフォームニーズも高いのです。
その社内プロジェクトでの声も大きなきっかけでした。
「犬の飼い主のリフォーム案件がとても増えているけど、経験が無いので事例情報が欲しい」
「滑りにくい床にしたい、と必ずといっていいほど聞くけど、どんな床材が良いのか?」
建築現場のスタッフから会うたびに頼まれたのです。
愛犬家のアンケート結果もそれを後押ししました。
快適な住まいに関心がある人は9割、現在の住まいに不満がある人は実に4割。
住まいの改善したい点も明確で、
1位 滑りにくい床
2位 消臭
3位 キズ、汚れ
4位 空間の拡大、犬専用スペースの確保
いろいろな場所で行っても、このような答えが必ず返ってくるのです。
住まいに不満がある愛犬家と、それに対応するノウハウが不足している建築現場。
このギャップを解消する役割、意味はこれから大きいはず。
そこで大きな構想を抱き、「愛犬家住宅」プロジェクトはスタートしたのです。
さまざまなネットワークで、犬と暮らすことにこだわった家を探し、取材してまわりました。
また、愛犬家目線から「これは良いのでは?」と思われる建材のサンプルを取り寄せ、実際にさまざまな実験をしました。
獣医さんにも、専門家から見た住まいづくりのアドバイスを聞きに行きました。
愛犬家へもさまざまな調査に協力してもらいました。
その結果、2008年3月、一年以上かけて取組んだ成果として発刊…。
「愛犬家住宅プランニングガイドブック」
発刊した年を記念して「2008」という年号を入れた、分厚い本が完成したのです。
建築現場に提供し、みんなの役に立てるチャンスが来たぞ!!
そう意気込んで「愛犬家住宅」事業はスタートを切ったのです。