愛犬との暮らしをもっと豊かに楽しくするために その1
国内の家庭犬総数は、なんと1,300万頭を超えました。
前年よりも50万頭増。
家族の中で、子供の数が減り続ける一方、犬は年々大きな存在になっているんですね。
遡ること6年、あるご縁でNPO法人が認定する「ドッグライフカウンセラー」の育成をはじめました。
毎年、保健所で殺される犬が何頭いるかご存知ですか?
今は年間11万頭に減りましたが、当時はおよそ20万頭以上。
犬が好きで犬を飼うのですが、いろいろな悩みが重なって解決できずに保健所に持ち込んでしまう悲劇。
ドッグライフカウンセラーは、このような悲劇をなくすために誕生しました。
飼い主さんの悩みを共に解決し、愛犬との暮らしをより豊かにする役割を担うのです。
その人材を増やすために、資格取得に向けた講座を開設したのが6年前です。
その一年後、ある大手の住宅関係の企業から突然電話が入りました。
「最近、リフォームの切り口が高齢者か犬になっている。おたくで愛犬家向けのセミナーができないか?
店舗でセミナーを開催し、近隣の愛犬家を集めて、リフォーム提案してみたい」
結果は大好評。
その後、大手のハウスメーカーや住宅展示場、または町の工務店等、さまざまなところで同じように、犬の育て方のセミナーと住宅の提案をセットした試みが行われました。
なぜ、1時間程度のセミナーに、多くの人が参加するのか?
2つの関心がその背景にあるのです。
一つは犬の育て方について。
大半の愛犬家は犬のしつけの問題やコミュニケーションの取り方に悩んでいます。
もう一つは「住まい」について。
犬と暮らしている人はよくわかるのですが、ほとんどの家庭犬が室内で暮らす今、実はさまざまな問題を抱えています。
家族が一人増えるのですから、当然一人当たりの占有面積は減ることになります。
それでも、このような空間の問題は我慢すれば良いのですが、もっと大きな問題は病気やケガ。
関節を痛めたり、皮膚病になってしまう犬が急激に増えているのです。
また、臭いやキズ、汚れも解決したい問題です。
だからこそ、愛犬家は「住まい」について高い関心があるわけです。
実は、住宅関係だけでなく、百貨店や証券会社、銀行、保険会社とも同じようなセミナーをしてきました。
このような企業はいわゆる「富裕層」のお客様との関係を大事にしています。
その関係作りの切り口として「犬」を位置付けたのです。
犬を飼っている人は消費購買力の高い富裕層が多いから、というわけです。
「愛犬家住宅」取組む前、実はこのようなプロセスがありました。
今から5年前には、すでに「愛犬家住宅」の準備を進めていたということになります。
無意識でしたが…(笑)
では、なぜ本格的な取組みを開始したのか?
それは、次回ご紹介いたします。