なんだか変な本読んじゃったんで
こっから連想してみました。
この本にかいてあるのは、ナチスって意外と
まともだよってことではもちろんなくて、
(当たり前か・・・。)
でも違う意味でちょっとおどろきました。
例えばアスベクトの健康被害と発ガン性について、
英米より二十年早く発見し対策をとってたとか、
食物繊維たっぷりの野菜果物をとることを推奨し、
合成着色料などを使わない自然食や全粒粉のパンを
食べること、コーヒー、アルコールを控えるようにと
ガン撲滅運動をしてたとか。
通説では肺がんとタバコの関係を発見したのは
1950年代のアメリカ、イギリスってなってるけど、
1930年代にはドイツで反タバコキャンペーンが
繰り広げられていて、公共施設での全面禁煙、
青少年への禁煙パンフレットの配布などが国策として
とられていた。
ってのを当時の資料をつかいながら
立証してるんだけど、著者がいいたいのは、
上記の政策と反ユダヤ人政策、ドイツ民族の優性化政策は
表と裏で一枚のコインかもよ?ってことらしくて、
ここまで読んだらガン撲滅とか反タバコキャンペーンとか
日本と似てるなあってやっぱり思っちゃうんだけど、
そんなの先進国すべてでしょ?って反論もありだとおもうんよ。
で、反タバコとナチスドイツかあ・・・。
ってぼけーっとしてたら突然カート・ヴォネガット・ジュニアの
『スローターハウス5』って
この著者のたぶん一番有名な長編小説のことをおもいだして、
この小説は著者自身(アメリカ人)が第二次世界大戦中に
ドイツ軍につかまって捕虜になっちゃって、
ドレスデンって場所で友軍の英米による空爆をうけて
(ヨーロッパ最大規模の被害をもたらした
ドレスデン大空襲は死者10万人超)
なんとか生き残った体験を架空の人物の自伝+SFって
かたちでやっと20年後にかたちにした名作で
しかも日本の小説家のように直接的に戦争体験を書いた
わけでもなくて、軽妙な語り口におもわず笑っちゃう場面も
多いんだけどヴォネガットはどの小説にもまえがきって
名目で読者サービス?のおもしろい文章をかくんだけど、
べつな小説のまえがきで
「姉も父も母もわたしもタバコの吸いすぎだ、あるひとに
「最近はなにをしてらっしゃるのですか?」
と聞かれ「タバコで自殺をはかってるよ」」
ってきついジョーク?を言ってるのおもいだしたら、
どうしたってヴォネガットの作風からどでかい影響をうけた
村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』をおもいだしちゃうし、
あのなかの主人公はタバコ吸ってたっけ?
うーんどうだったっけ?なんかやたらなんでも数えあげる
主人公がタバコを何百本ってのはどの作品だっけ?
では著者自身、村上さんは吸ってるかどうか、なんだけど、
正解は
「タバコを吸ってて、止めて、現在はトライアスロン
完走できるくらい」らしいよ。
さて、なんか書くときは自分の立ち位置を明確にしろと
死んだじいちゃんが言ってたので、
最後は僕。
タバコ禁煙、できませんでした!
ではまた。
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最近コイツらが夢にでてくるので、
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