こんにちは。
口腔顎顔面外科専門医のパク·ジョンチョル です。
顔の全体的な形を調節して美的なバランスを取ることが顎先の手術の主な目的です。
カウンセリングをしてみると、
顎先のT折骨術と人字折骨術について疑問を持つ方もいますね。
しかし人字の骨切を施行すると、骨を除去していないにも関わらず、
やむを得ない顎の長さが短くなります。
なぜこのような現象が発生するのか
実際に人字骨切りで手術を受けた患者さんの事例を参考にしてご説明します。
手術計画 - 顎先、エラの輪郭2点
顎先ㅅ切骨術 : 前進量-金属板基準 3mm、
長さ - 維持(骨切除量基準)、幅 - 4mm 縮小
エラ縮小術
患者さんはこのようなイメージになることを希望されました。
術前術後7ヶ月比較
術前に比べて全般的に下顎がスリムになっていることが観察されます。
顎先のㅅ節骨による形の変化
計画は前進3mmでしたが、実際は2.92mm前方に移動しましたね。
顎先の長さは骨を除去していないにもかかわらず、骨基準で1.51mm減り、
軟組織基準では0.96mm縮小されました。
術前術後7ヶ月 3D CT 比較
もしこの画像を最初に見たなら、
骨格の長さはそのまま維持されているように見えるかもしれません。
でも、同じ位置に赤い線を引いたところ、やはり少し短くなったのが確認できます。
体部切除時の軟組織の変化
体部骨を切除しても、切除した骨に隣接した肉に弛みは発生しません。
黄色の矢印を見ると差が分かります。
しかし、骨がなくなるからといって、軟組織が一緒になくなるわけではありません。
まるで質量不変の法則があるかのように体重が減少しなければ、
軟組織の絶対量はそのままです。
そのため、体部の軟組織は赤い矢印で表示した部位で微細に体積が増加します。
0.34mmです。 この程度なら臨床的に大きな意味はないと思います。
実際の臨床写真を見てみましょう。
実際の外見の比較
軟組織のCT画像と違い、実際の写真では体部ボリュームの凹みが見当たりませんね。
患者さんが最初に望んでいたモデル画像と比較してみます。
ちょうど患者さんがモデルと同じ表情の写真を持ってこられました。
モデルのように顎先がより細くなったらどうなるかな?
術後7ヶ月の様子です。
こちらにモデルさんの唇の下の部分をCaputreして
重ね合わせた写真が真ん中にあります。
モデルのように細長くなっていたら、
赤い矢印で示した部位に段差ができて凹みが出てきたと思われます。
あご先のㅅ切骨時、仕方なく長さが短くなる理由
あご先のㅅ切骨時、仕方なく長さが短くなる理由
T折骨は、その名の通り、顎先をT状に折骨して手術する方式です。
またㅅ節骨はあごの先の部分を'ㅅ'の形に節骨して短縮させる方式を言います。
ㅅ切骨はT切骨と違い、水平切断に傾斜があります。
したがって、幅を縮小すると、
この傾斜面に沿って両側の切断された骨が真ん中に集まり、
この場合、やむを得ず長さが短くなります。
同じように、「ㅅ」節骨をしたとしても、
水平切断傾斜角を水平に近づけると長さの変化がほとんどなくなるのです。
実際にT折骨をするときも、完全に水平にすることは少なく、
患者さんのご希望の変化に合わせて、むしろV折骨になることもあります。
特に、神経管の位置がどのようなデザインを選ぶかについての
最優先順位になる可能性があります。
T折骨や、V折骨を行うと、ㅅ折骨より神経管に近いことになります。
T折骨は直線的な折骨ラインのおかげで、
体部ボリュームの減少を減らしながら顎先を前進することができ、
一方、ㅅ折骨は神経管が低く位置する患者でも
より安全に手術できる長所があります。
まとめると
あご先のデザインの際に
人字骨切りとT字骨切りは各々の長所と
共に考慮すべき事項が存在します。
今回の投稿で、二つの折骨デザインの違いが手術結果に及ぼす影響が
何かを確認するきっかけになればと思います。
あご先T折骨前進術による骨格変化が気になる方は
下記の投稿をご参考ください。
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