こんにちは。
口腔顎顔面外科パク・ジョンチョルです。
今日は、頬骨の復元時に考慮すべき事項についてお話ししましょう。
頬骨縮小後の頬の凹み、頬骨復元及び再建時顧慮すべき点
頬骨が過剰に入ってくぼみに見える場合
再骨折だけで復元が可能か、
または、追加の骨移植の必要があるかの確認をする手順を見てみます。
まず患者様の頬骨の手術後の状態を見てみましょう。
右側の45度の頬骨部位が左側よりも内側に移動した様子が観察されます。
断面図です。左側と右側の軟組織の縮小差量は1mm差だけですが、右側がよりくぼんで見えます。
横頬骨術後
軟組織移動量:
右側 3.38 左側 2.19
術前手術後の3D画像比較です。
右側がより内側に入っていることが確認されます。下から見るとより明確です
こうやって違いの原因を分析して適切な解決策を考えてみます。
まず後方移動量の差を測定します。
左右どちらも後方移動量はほぼ同じです。
今度は、上方移動量を把握してみます。
大きな違いがないように見えます。
最後に、切除して無くなった骨の量を確認します。
このために、既存の骨切り線に合わせて頬骨を切断した後、術前位置に合わせて再配置します。
現在の状態 術前の状態に再位置させた形
術前の状態に再位置させた形
右側は上方骨が追加で除去されたことが確認され、
左側は上方骨よりも下方骨から骨が削除されたことが分かります。
したがって、患者様が術前と同じように復元されることを望むなら、
右側は骨移植が必要であり、左側は再骨折だけで再建復元が可能です。
結局、患者様と相談して決定された頬骨再建復元量によって骨移植の有無が決定されます。
これまでの頬骨復元時
再骨折だけで復元が可能か、
それとも、追加の骨移植を伴わなければならないのか、
私が患者様に説明する過程を申し上げました。
ありがとうございます。
詳しくは添付の動画の視聴をお願いします。
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