アベノミクスは失敗している。
古典経済学(インフレ経済学)を基礎に政策立案している。
だから、間違いなく失敗する。
デフレ経済なのだから…

デフレなのだから、インフレと真逆の対応をしなくてはならないはず。
それと日本人の気質が農耕民族であり、欧米人気質は狩民族であることを忘れてはならない。
この基礎が間違っているから、すべての政策が真逆の結果になってしまう。

日本人は欧米人と違って、大多数の人は大なり小なり貯蓄がある。
なので、経済活動を興させるためにはマイナス金利政策は間違っている。
逆に金利を上げて、貯金に対して利息を付けてやれば余分な金が増えれば、購買意欲が増す。財布の紐が緩くなるわけだ。

法人税減税を進めて企業に金を持たせているが、もしもに備えて内部留保するのは、サラリーマン社長なら当たり前だ。
逆に法人税を増税して、黒字決算ならしっかり税金をもらいます・・・とする。
経営者心理としては、「税金に取られるくらいなら・・・」と飲食経費や特別賞与などにまわすはずである。
後押しするように、経費については拡大解釈します。
と、すれば繁華街が賑わう。
水商売が儲かれば、服を買ったり、タクシーを使ったりと贅沢品とされるものが動き出す。
夜の街が元気になれば、昼の街も元気になる。
元気になるという事は、お金が動く、お金が動けば消費税も確保できる。

庶民には利息で、法人には経費で恩恵を与えれば経済は動き出すのではなかろうか。